昨今、コロナウイルスの影響でリモートワーク、ワーケーションなどで作業される方が増え、自由度の高い働き方が注目されております。さらに自由度の高い、フリーランス・独立開業を目指す方も多いのではないでしょうか。
ランサーズ株式会社が「新・フリーランス実態調査 2021-2022年版」内に、フリーランス人口をまとめグラフがございます。

『新・フリーランス実態調査 2021-2022年版』 ランサーズ株式会社 引用
https://www.lancers.co.jp/news/pr/21013/
『新・フリーランス実態調査 2021-2022年版』で下記の様にまとめられておりました。
「今回の調査で、フリーランス人口は1,577万人、経済規模は23.8兆円であることがわかりました。調査を開始した2015年と比較すると、人口は68.3%(640万人)、経済規模は62.7%(9.2兆円)増加しました。2020年1月の調査ではフリーランス人口は1,062万人、経済規模は17.6兆円だったことから、コロナ禍でフリーランス市場は大きく拡大したことがわかります。」 |
今後も働き方について選択肢が増え、独立・開業、フリーランスといった方も、更に増えてくるのではなかと感じます。
独立・開業時に融資は受けるべき?
独立・開業時に日本政策金融公庫の創業融資を利用したほうが良いのか?といったご相談を多数頂きます。
融資 = 借入 なので、日本政策金融公庫などからの借入はよくないのでは?と悪いイメージの方が多いのではないでしょうか。
借入する事が悪いわけではなく、借入する理由が重要になるかと。
開業・独立するには初期投資、軌道に乗せるまでのランニングコストなど、資金力が重要なポイントになってくるかと思います。
事業計画も完璧、事業の将来性もあるのに資金がない為、足踏みしてなかなか事業がスタートできない…
そんな時に日本政策金融公庫の創業融資を検討されてみてはいかがでしょうか。
独立・開業時に創業融資を受けるメリット
日本政策金融公庫に創業融資を申請するタイミングとしては、独立・開業時に申請される事をオススメ致します。
理由として以下2点ございます。
① 独立・開業時には資金不足に陥りやすい。
独立・開業時当初は資金不足になりやすいので注意が必要です。設備投資の資金、商品の仕入れ、HP制作費用、LP・SNSなどの広告宣伝費用等。想定していた金額より多くかかってしまった..という事も多々あります。
また、商品・サービス提供しても事業内容によっては入金サイクルが遅い。といった事業は独立・開業後の資金繰りも計画しておかないといけません。
売上の回収が遅れ、現預金がなく、仕入ができない..といった状況は大変ですね…
人を雇用すれば人件費もかかります。その他運営費用など、
現預金が減るスピードはかなり早いかと。
また、事業を軌道に乗せるにも時間がかかるかと思います。
上記の理由から、独立・開業時に必要となる設備・運転資金を多めに用意しておくのが重要なポイントです。
独立・開業できたものの現預金が足りない為、運営できない。とならない様に計画しましょう。
② 独立・開業時の方が融資を受けやすい
融資については、資金が足りなくなってから申し込めば良い。と思った方が多いのではないでしょうか。
しかし、現実的には、資金が足りない状況で融資を申し込むのは、審査が通りにくくなります。何故かというと、資金が足りない状況というのは、業績も芳しくないことが多く、その時点での決算書をもとに申し込んでも金融機関は回収できないと判断してしまうからです。
独立・開業時の場合、まだ事業が始まっていないため、業績はなく、事業計画の妥当性で融資することになりますので、融資は受けやすくなります。
ただし、独立・開業時に融資を申請する場合、自己資金が必要となるので、事前に自己資金の準備をしておくのがポイントです。
過去の記事で「創業融資のメリット・デメリット」といった記事をまとめたので、そちらもご覧いただければ幸いです。

コロナ禍、ウクライナ情勢など、環境が目まぐるしく変化していく為、新しい時代に突入しているのでは感じます。
それに伴い価値観も人それぞれとなり、働き方も人それぞれになったのではないでしょうか。日本政策金融公庫などの創業融資サポートといった形で、お客様にあった選択肢の手助けができれば嬉しいです。
弊社では創業融資で躓きやすいポイントを徹底的にサポートいたします。
創業融資 代行サポート(CPA)では、多くの事業主様から、創業融資のご相談を承っており、多くのノウハウや情報を持っております。万全の態勢で審査に挑むことができるようになります。
まずはお気軽に弊社までご相談いただければと思います。
