創業融資のポイント

美容室・美容院の開業について「開業の流れ、開業費用、資金調達まで」分かりやすく解説いたします!

全国の美容室・美容院の店舗数は毎年最高記録を更新し続けており、独立して一人で経営・運営を行う人も増えています。
しかし美容室は開店後1年以内に6割が、3年以内に9割が閉店すると言われているほどに競争が激しい業界なので、成功するためには綿密な準備と戦略が必要です。

今回は、美容室開業の流れや必要な準備について注目し、解説していきたいと思います。美容室の開業をご検討の事業者様は、この記事を見て少しでも参考にしていただけますと幸いです。

弊社でもサポートを行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

美容室開業の流れとスケジュールについて

美容室の開業に必要な期間は、9~12ヶ月の準備期間を設けるべきとされています。
居抜き(既に内装工事が施されている物件)の場合は、ほとんど内装工事を行わなくてよいため、費用が削減でき、準備期間が短縮されます。
詳しい流れは以下の通りです。

居抜きとスケルトンについて

前述の通り、良い「居抜き物件」に巡り合うことができれば、開業・創業時の設備投資額を大きく抑えることができます。

ただし、少し立ち止まって考えていただきたいのは、「居抜き」ということは、その前に同じ場所で美容室を経営していたオーナーがいて、様々な理由でうまくいなかったので撤退した、という可能性があります。

オーナーに経営のセンスがなかったため・・・という理由でしたらまだ良いのですが、立地面で思ったよりも認知が進まず、新規のお客様の獲得が難しかった・・・という理由による撤退かもしれません。

その見極めは難しいのですが、弊社にご相談いただければ、テナントの選定段階から立地のアドバイス等も行わせていただいております。お気軽にご相談ください。

一方、スケルトン物件とは、内装は一切施されておらず、コンクリートはそのままで配管や配線もむき出しになっている状態です。そのため、オーナーが一から自由に内装の設計・デザインが可能となりますが、デメリットとして内装費用が跳ね上がります。そのため、十分な自己資金も必要となってくるでしょう。

美容室を開業するのに必要な資金

美容室を開業するためには、以下のような設備資金や運転資金が必要となります。

  • 設備資金
    物件取得費、内装工事費、機械・設備、備品などになります。

  • 運転資金
    家賃、人件費、消耗品費、水道光熱費、広告費などになります。

美容室の規模により異なりますが、設備資金や運転資金等、総額1,000万円が平均値となっており、概ねこの程度の資金があれば開業することができるといえます。

ただし、上述の通り、テナントが「居抜き物件」か「スケルトン物件」かによって設備資金が大きく変わってきます。

美容室開業のための資金調達方法について

美容室に限った話ではないのですが、美容室の開業資金のための資金調達の方法には、以下のような方法があります。

金調達の方法には、以下のような方法があります。

  • 自己資金
    自身が所有する資産を利用する資金調達方法です。自己資金が多いと多くの融資を受けやすくなるというメリットもあります。
  • 親・親戚・友人に貸してもらう。
    公式な手続きや審査が不要なため、迅速に資金を調達できるほか、低金利または無利息で借りられることが多く、返済期間についても柔軟に設定できる場合が多いです。
  • 日本政策金融公庫等の金融機関から創業融資を受ける。
新創業融資制度が廃止!?新規開業資金が変わります!事業を新たに始められる方が資金調達をする際、日本政策金融公庫(以下「公庫」)からの融資をご検討されることはよくあることかと思います。 ...
  • ベンチャーキャピタル
    将来成長が見込めるベンチャー企業やスタートアップ企業の将来の成長を見込んで投資する組織のことです。資金を返済する必要はありませんが、企業が成長や上場したときに株式を売却することで資金を回収します。
  • エンジェル投資家
    将来成長が見込めるベンチャー企業やスタートアップ企業に出資する個人投資家のことです。投資したお金を企業から直接回収することはせず、将来そのベンチャー企業が株式上場した際の出資金のキャピタルゲインを得ることを目的としている場合が多いです。

このうち、自己資金で開業できればベストなのですが、必要となる資金を全額自己資金で用意できる方は少数だと思います。

また、人脈や家族の力を利用し、「他人からの出資」によって開業資金を賄える方もかなりの少数だと思います。

現実的には、日本政策金融公庫などの金融機関や信用金庫からの創業融資を検討することが多くなると思います

それでは、具体的に融資を受ける方法について見ていきましょう。

融資先の例

下記は、創業や開業時に利用可能な融資先の例です。

【日本政策金融公庫】
創業・継承、設備投資、研究開発、海外展開など、様々な事業目的に合わせた融資制度がある機関です。特に創業時は積極的な感じが見受けられます。
詳しくは、こちらをご覧ください。

※また、日本政策金融公庫の融資を検討されている事業者様は、条件はありますが、こちら(東京都美容生活衛生同業組合)に加入することで、金利が優遇されます。そちらのサポートも弊社で対応させていただきます。※要美容師免許

【保証協会付き融資】
信用保証協会(東京都の場合)が保証人となって金融機関から融資を受ける制度です。
詳しくは、こちらをご覧ください。

まとめ

今回は、「美容室の開業」について、スポットをあててご説明してきました。
「コマサポの創業サポートナビ」を運営する駒田会計事務所は、これから創業される方・創業5年以内の皆様に対して、創業時における資金調達のサポートを行っております。日本政策金融公庫の創業融資の支援を始め、多くの創業融資のサポート実績があります。
弊社の顧問先でも、美容師のお客様は多く、美容関連の融資を得意としています。

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そして、お客様のビジネスが成功するために、創業融資、会社設立、経理、税務申告など、創業者に必要なサポートをさせていただいております。

まずは創業・起業のこと、融資に関することなどお気軽にご相談ください。お客様にとって最適なアドバイスをさせていただきます。

駒田会計事務所 代表
 税理士・公認会計士 駒田裕次郎

※「コマサポの創業サポートナビ」は、駒田会計事務所の運営する、これから創業される方・創業5年以内の方向けた創業時の資金調達をサポートするための情報サイトです。

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