ひとりでの起業を目指したいけど、いいアイディアが思い浮かばなくて悩んでいる方も多いのではないでしょうか。「独創的で面白いビジネスがしたい」「手堅く成功しやすいビジネスがしたい」と理想を掲げていても、肝心な起業アイディアがなければ事業はスタートできません。
今回は、一人で開業できる仕事のアイディアを紹介していきたいと思います。自宅でもできるひとり起業から、女性にもおすすめのアイディアなど幅広く紹介しているので、起業のヒントが見つかるはずです。この記事を見て少しでも参考にしていただけますと幸いです。
弊社でも皆様の起業サポートや創業支援を行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
ひとり起業とは
ひとり起業とは「一人で事業を起こすこと」です。起業には様々な形態があります。一人起業をするには、所轄の税務署に個人事業主として開業届を提出して事業を始める形態があります。
また、店舗などを構えて自営業として取り組む形態や、形式的には何も整えずにそのままフリーランスとして事業を行う形態などがあります。法人化して株式会社や合同会社を運営する場合もありますが、法人化すれば多くの場合従業員を雇いますから、一人起業の概念とは異なります。
ひとり起業するメリット
意思決定の迅速さ
一人で起業すると、すべての意思決定が自分で行えるため、素早く行動できます。パートナーやチームとの協議が不要で、自分の直感やビジョンに従って即時に動くことが可能です。
柔軟な働き方
一人で起業する場合、働く時間や場所を自分で決められます。リモートワークや自由なスケジュール管理が可能で、自分のライフスタイルに合わせた働き方が実現しやすいです。
ひとり起業のアイディア
ひとり起業といっても、多種多様な仕事があります。こちらでは、ひとり起業のアイディアをご紹介します。
自宅でできる起業アイディア
- 物販・ネットショップ
- Webライター
- 動画作成・編集
- デザイナー
上記のように自宅でできる仕事についてはこちらの記事でも紹介しています。
女性におすすめの起業アイディア
- 結婚相談所
- ハンドメイド販売
- 自宅教室
- サロン
サロンの開業についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
またこちらの記事でも一人でも開業できる女性におすすめの業種などを詳しく紹介していますので、ご参照ください。
スキルを元にした起業アイディア
- コンサルティング
コンサルティングについてはこちらの記事で詳しく説明しています。
- パーソナルトレーニング・ウェルネスビジネス
パーソナルジムの開業についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
飲食関係の起業アイディア
- カフェ
小規模なカフェであれば、一人での開業も可能です。カフェの開業についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
- キッチンカー
キッチンカーの開業についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
- バー
バーの開業についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
- フランチャイズに加盟
ひとりでも開業できるフランチャイズに加盟する方法もあります。開業の流れはこちらの記事で紹介しています。
仕事を選ぶ時のポイント
自分のニーズや不満から見つける
ひとり起業のアイデアは、自分のニーズや不満から見つかることもあります。
例えば、自己分析を行い、これまでに関わった仕事や活動、自分の得意なこと、好きなことなど書き出してみてください。そこから自分の強みを発見でき、向いているビジネスが見つかるかもしれません。
また、普段から感じている不満も思い返してみることも有益です。
「このような商品やサービスがあったらいいな」・「この商品やサービスがこうだともっと使いやすいのに」といった思いが、ひとり起業のアイデアにつながる可能性があります。
家族や友人など身近な人に相談してみる
ひとり起業のアイディアが見つからない時は、家族や友人に相談するのがおすすめの方法のひとつです。
「三菱UFJリサーチ&コンサルティング」が実施した調査によれば、起業時の相談相手として「家族や知人」と挙げた起業家の割合は、39.2~52.6%との結果が出ました。
次点の「周囲の起業家・先輩経営者」は11.8~20.3%であり、この結果から起業家の多くは家族や友人を相談相手に選んでいることがわかります。
家族や友人は身近な存在だからこそ話しやすく、親身に相談に乗ってくれるでしょう。
また、「こういった商品があると便利だな」・「この問題を解決してくれるサービスがほしい」など家族や友人の要望や悩みがアイデアになるかもしれません。
自分にはない情報や知見からも新しいアイデアが見つかることも多くあります。
起業家同士のコミュニティに参加する
起業家同士のコミュニティへの参加も、ひとり起業のアイディアが見つかる可能性があります。
中小企業庁の調べによれば、約半数近くの起業家がコミュニティに参加し、情報交換や起業・経営ノウハウの収集などを行っている結果が出ています。
すでに起業している人たちからは、ビジネスに関する様々な情報やアイディアを聞くことが可能です。
そこから起業成功のヒントを得られる可能性が高くなります。また、起業家コミュニティへの参加には、起業前から人脈やネットワークを形成できるメリットもあります。
起業するために必要な資金は?
ひとり起業に必要な資金は、形態・事業内容などによって大きく異なりますが、一般的に必要資金のすべてを自己資金でまかなうことは難しい場合が多いです。また、起業後には予想外の支出が出てくることも念頭に置いておきましょう。
ひとり起業に限った話ではないのですが、起業資金のための資金調達の方法には、以下のような方法があります。
- 全額自己資金で賄う。
- 他人(家族・親族を含む)から出資を受ける。
- 日本政策金融公庫等の金融機関から創業融資を受ける。
このうち、自己資金で開業できればベストなのですが、必要となる資金を全額自己資金で用意できる方は少数だと思います。
また、人脈や家族の力を利用し、「他人からの出資」によって開業資金を賄える方もかなりの少数だと思います。
現実的には、日本政策金融公庫等の金融機関や信用金庫からの創業融資を検討することが多くなると思います。
自己資金の説明はこちらの記事で詳しく説明しています。
利用できる融資先の例
下記は、創業や開業時に利用可能な融資先の例です。
【日本政策金融公庫】
創業・継承、設備投資、研究開発、海外展開など、様々な事業目的に合わせた融資制度がある機関です。
【保証協会付き融資】
信用保証協会(東京都の場合)が保証人となって金融機関から融資を受ける制度です。
まとめ
今回は、「ひとり起業のアイディア」について、スポットをあてて見てきました。創業時の融資を含め、弊社では多くの融資サポート実績があります。
また、創業融資代行サポート(CPA)では、ひとり起業を含む、多くの事業主様から、日本政策金融公庫の創業融資や創業支援のご相談を承っており、多くのノウハウや情報を持っております。まずはお気軽にご相談ください。お客様にとって最適なアドバイスを行わせていただきます。