日本政策金融公庫は創業融資の利用を検討している多くの方から選択されていますが、実際に申し込みをする場合には審査難易度や利用のメリット、デメリットをおさえておかなければなりません。
できる限り高確率で審査を突破するためのポイントについてもご紹介するので、参考にしてみてください。
目次
日本政策金融公庫の融資の審査は厳しい?
日本政策金融公庫とは、低金利で融資が受けられるほか、長期にわたる返済が可能ということでたくさんの方から利用されている制度です。国が国民生活事業という政策のもとで行う制度であることから、安心感もあります。
新規開業資金や女性、若者/シニア起業家支援資金、再挑戦支援資金などの融資制度があるのですが、好条件がそろっていることもあり、審査難易度は高めです。
審査通過率などは公表されていませんが、通過できなかったとの声も多く聞くので、しっかりと準備をして審査の申し込みをする必要があります。
公庫の新規開業資金、若者/シニア起業家支援資金や再挑戦支援資金についての記事はこちら。
日本政策金融公庫から融資を受けるメリット・デメリット
日本政策金融公庫から融資を受ける場合、それぞれ、次のようなメリットとデメリットがあります。
メリット
非常に低金利で、なおかつ返済期間が長いのが大きなメリットです。また、民間の金融機関を利用するのに比べると融資が受けられるまでにかかる期間が短いので、早めに資金調達しなければならない方にとっても大きなメリットがあります。
融資が受けられるだけでなく、創業に関する具体的なアドバイスを受けられるのも魅力です。
デメリット
デメリットはほとんどありませんが、融資までの期間が短いといっても1ヶ月程度はかかるので、即日で資金調達できる方法ではないことをおさえておかなければなりません。
また、保証人が必要かどうかは場合により異なります。マル経融資や新創業融資制度などを利用する際には基本的に不要ですが、その他の制度を検討している場合は保証人が必要になる場合もあります。
日本政策金融公庫の融資の審査通過のポイント
できる限り審査突破率を高めるためにも、以下のことを確認しておきましょう。
問題になるポイントを改善しておく
例えば、公共料金の支払いを遅延している場合や、未払いの税金がある場合はこれらを先に解決しておかなければ審査に通らない可能性が高くなります。また、信用情報に問題がある場合も審査通過は難しいので、このあたりも確認しておきましょう。
慎重に経営計画を立てる
あまりにも無理のある経営計画を立ててしまうと、事業の見通しが甘いと判断されたり、返済能力に問題があると思われたりしてしまうことがあります。
担当者の方は経営計画をみて融資をしても安全な企業かどうかを判断するわけなので、非常に重要なポイントです。できることなら創業や創業融資に関するサポート会社の力を借り、確実性の高い経営計画を立てるようにしましょう。
面接に備える
実際に融資の申し込みをした際には、担当者の方と面接をしなければなりません。ここで様々な質問をされますが、答えた内容が経営計画と異なっていたり、根拠のないものだったりすると審査に通りにくくなります。
事前に想定される質問などを考えて面接に備えましょう。
創業融資や補助金に関するお悩みがあるなら
創業融資や資金調達、補助金の利用などについて困っていることがある場合は、資金調達のプロである創業融資 申請代行サポート(CPA)にお気軽にご相談ください。
これまで、800件を超える相談実績と99%の成功率を誇り、日本政策金融公庫の創業融資についてもサポート体制を整えています。
また、他にも様々な資金調達の方法があるので、日本政策金融公庫よりも早く融資が受けられる資金調達をご検討の場合もご連絡ください。