最近「ゆる起業」という言葉が聞かれるようになりました。時間や資金にしばられない起業スタイルは、シニア世代や若者世代、主婦にもおすすめの働き方と言えます。
今回は、「ゆる起業」について、おすすめの仕事などを紹介します。これから起業を目指す方々にとって、少しでも役立つ情報を提供できれば幸いです。
弊社でもサポートを行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
目次
ゆる起業とは？
ゆる起業のメリット
- 柔軟性がある: 時間や場所に縛られず、自分のライフスタイルに合わせてビジネスを進めることができます。
- 低リスクで試せる: 低コストで始められるため、失敗しても経済的な損失が小さく済みます。
- 自己実現: 自分のやりたいことや得意なことをビジネスにできるため、自己実現がしやすいです。
ゆる起業のデメリット
- 収入が不安定: 初期段階では収入が不安定で、一定の成功を収めるまで時間がかかることがあります。
- 自己管理が重要: 自分でスケジュールやタスクを管理する必要があり、自己管理能力が求められます。
- 競争が激しい: 起業のハードルが低いため、SNSやオンライン市場は競争が激しく、差別化が必要です。
ゆる起業の特徴
- 低コストで始められる
初期投資が少なく、リスクが低いビジネスが多いため、お金をかけずに気軽に始められます。例えば、ブログ、SNS、オンラインショップ、フリーランスなどが挙げられます。 - 自分のペースで運営できる
ゆる起業は、フルタイムで働く必要がなく、個人のペースで仕事を進めることができます。例えば、副業として始め、後々フルタイムに移行することも可能です。 - 自由な働き方
場所や時間に縛られず、リモートワークやフリーランスの形態で行えることが多いです。これにより、ライフスタイルを重視した働き方ができます。 - 社会的な圧力が少ない
従来の起業では、外部からの期待やプレッシャーが大きいことが多いですが、ゆる起業では、そのような圧力を感じることなく、自己満足やライフスタイルの改善を目的に始めることが一般的です。
ゆる起業におすすめのビジネスモデル
では、こちらでは実際にゆる起業におすすめの仕事を紹介します。
- ブログやアフィリエイト
自分の好きなテーマ（旅行、料理、育児、趣味など）についてブログやSNSで発信し、広告収入やアフィリエイトで収益化する方法です。最初はほとんどお金をかけずに始められるため、ゆる起業として人気があります。 - オンライン講座やコンサルティング
自分の得意分野や専門知識を活かして、オンラインで講座を開催したり、コンサルティングサービスを提供するビジネスです。これも少ない初期投資で始められます。こちらの記事ではコンサルティング、コーチングについて説明しています。
- ハンドメイド商品の販売
自分で作った手作り商品（アクセサリー、アート、衣類など）をオンラインショップで販売する方法です。自宅で作業でき、比較的低コストで始められます。こちらの記事ではネットショップの開業について説明しています。
- SNSインフルエンサーやYouTuber
InstagramやTikTok、YouTubeなどのプラットフォームでコンテンツを発信し、フォロワーを増やして広告収入やスポンサーシップを得る方法です。趣味やライフスタイルを発信することから始め、徐々に収益化を目指します。
また、以下の記事では女性が一人でも始められる仕事、ひとり起業アイディア、田舎での起業についても説明しているので、ぜひご一読いただきご参考ください。
開業する時の資金調達方法について
起業の際の資金調達方法について紹介します。ゆる起業時の資金調達方法に限った話ではないのですが、開業資金のための資金調達の方法には、以下のような方法があります。
- 自己資金
自身が所有する資産を利用する資金調達方法です。自己資金が多いと多くの融資を受けやすくなるというメリットもあります。
- 親・親戚・友人に貸してもらう。
公式な手続きや審査が不要なため、迅速に資金を調達できるほか、低金利または無利息で借りられることが多く、返済期間についても柔軟に設定できる場合が多いです。 - 日本政策金融公庫等の金融機関から創業融資を受ける。
日本政策金融公庫の融資についてはこちらの記事で詳しく説明しています。
- ベンチャーキャピタル
将来成長が見込めるベンチャー企業やスタートアップ企業の将来の成長を見込んで投資する組織のことです。資金を返済する必要はありませんが、企業が成長や上場したときに株式を売却することで資金を回収します。 - エンジェル投資家
将来成長が見込めるベンチャー企業やスタートアップ企業に出資する個人投資家のことです。投資したお金を企業から直接回収することはせず、将来そのベンチャー企業が株式上場した際の出資金のキャピタルゲインを得ることを目的としている場合が多いです。
このうち、自己資金で開業できればベストなのですが、必要となる資金を全額自己資金で用意できる方は少数だと思います。
また、人脈や家族の力を利用し、「他人からの出資」によって開業資金を賄える方もかなりの少数だと思います。
現実的には、日本政策金融公庫などの金融機関や信用金庫からの創業融資を検討することが多くなると思います。
それでは、具体的に融資を受ける方法について見ていきましょう。
融資先の例
下記は、創業や開業時に利用可能な融資先の例です。
【日本政策金融公庫】
創業、継承、設備投資、研究開発、海外展開など、様々な事業目的に合わせた融資制度がある機関です。特に創業時は積極的な感じが見受けられます。
【保証協会付き融資】
信用保証協会が保証人となって金融機関から融資を受ける制度です。
まとめ
今回は、「ゆる起業」について、スポットをあててみてきました。
今回ご紹介したようなおすすめの仕事を参考に、無理なく、自分らしい事業スタイルを見つけてみてはいかがでしょうか。
また、起業を成功させるためには、適切な資金計画が重要です。日本政策金融公庫の創業融資などを活用すれば、少額の資金からでも安心してスタートできます。弊社では、資金調達や事業計画の作成など、幅広いサポートを提供しています。ぜひお気軽にご相談いただき、夢の実現に向けて一歩を踏み出していただきたいと願っております。
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駒田会計事務所 代表
税理士・公認会計士 駒田裕次郎
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