創業融資のポイント

起業のアイデアを見つけるコツ 融資までを説明いたします!

起業したいけれど、アイデアがなかなか思いつかないという人は多いでしょう。そこで今回は、起業のアイデアを見つけるコツと成功例についてご紹介します。

また、起業には資金が必要です。起業のアイデアが浮かんでも、資金調達が課題となることがあります。そこで、創業・開業資金を調達の方法についても、説明していきたいと思います。

起業のアイデアを見つけるコツ

ここでは、起業のアイデアを考える際に役立つ視点について紹介します。

  • 問題解決に焦点を当てる
    日常生活で「これがあったら便利なのに」と感じることを探したり、顧客が不満に思っている点や、既存の製品やサービスに対する改善点を探します。
  • トレンドを分析する
    海外で人気を博した文化や流行が、日本に時間差で輸入されることは少なくありません。そうしたトレンドをいち早く取り入れたり、未来のトレンド(新しいニーズ)を予測し、それに応じたアイデアを考えます。
  • ターゲットを限定し差別化を図る
    競争が激しい業界でも、特定のターゲットに絞った商品やサービスを提供することで、新たな価値を生み出すことができます。

    例)

    • 特化型サブスクリプション
      高級ワインサブスクリプションやプレミアムコーヒーサブスクリプションなど
    • ペット専用マンション
  • 足す・掛け合わせる
    アイデアを足し合わせたり、掛け合わせることで新たな価値を生むことができます。

    例)

    • テクノロジー×ヘルスケア =  Fitbit
    • 観光客 × 地元文化体験 =  地元伝統体験ツアー

起業アイデアで成功例

アイデアから起業し成功した企業を紹介します

  • エアビー Airbnb
    2008年アメリカで創業。一般の民家やマンションの空き室などを貸し出したい貸主と、旅行者などの借主とをつなぐマッチングサービスです。
    日本でも人気が高く、宿泊だけでなく、場所を借りて飲み会を開いたり、ワーキングスペースとして利用したりと、ゲストの使い方は多岐にわたります。
  • ビヨンドミート Beyond Meat
    2009年アメリカで創業。動物性肉と同様の味と食感を再現した植物ベースの代替肉の開発・製造を行っています。日本でも多くのスーパーマーケットやレストランで取り扱われています。
  • クラウドワークス CrowdWorks
    2011年日本で創業。フリーランスと企業をつなぐオンラインプラットフォームで、企業がプロジェクトやタスクを投稿し、フリーランスがそれに応募して仕事を受注する仕組みを提供しています。様々な業種の仕事が掲載されており、ライティング、デザイン、プログラミングなど多岐にわたります。

これらの成功事例から分かる通り、既存のビジネスモデルに新たな視点やアプローチを加えることが重要です。他のサービスからヒントを得たり、自分の視点で改良を加えたりすることで、成功する可能性が大いに広がります。

また、アイデアを実現するためには、資金調達が不可欠です。事業の立ち上げから成長に至るまで、資金調達は常に重要なプロセスです。次の項目で起業・開業で必要な資金調達について詳しく説明していきます。

起業・開業で必要な資金調達について

一般的に必要資金のすべてを自己資金でまかなうことは難しい場合が多いです。
また、創業・開業後には予想外の支出が出てくることも念頭に置いておきましょう。

創業・開業時に限った話ではないのですが、創業・開業資金のための資金調達の方法には、以下のような方法があります。

  • 全額自己資金で賄う。
  • 他人(家族・親族を含む)から出資を受ける。
  • 日本政策金融公庫等の金融機関から創業融資を受ける。

このうち、自己資金で開業できればベストなのですが、開業・起業に必要となる資金を全額自己資金で用意できる方は少数だと思います。

また、人脈や家族の力を利用し、「他人からの出資」によって開業資金を賄える方もかなりの少数だと思います。

現実的には、日本政策金融公庫等の創業融資を検討することが多くなると思います

自己資金の目安

自己資金の目安は、融資を受ける金融機関や事業内容によって異なりますが、一般的には、融資額の10%~30%程度が求められます。

自己資金が少ない場合でも融資を受けることは可能か?

自己資金が少なくても、事業計画が具体的で実現可能性が高いと評価されれば、融資を受けることは可能です。「自己資金が少ない場合」や「自己資金なし」でも申請は可能ですが、今までの実績からしますと、融資額の30%を目安にすることをおすすめいたします。

日本政策金融公庫等の融資について

下記は、創業融資を受けられる金融機関の例です。起業・開業の際にもぜひご活用ください。

日本政策金融公庫
創業・継承、設備投資、研究開発、海外展開等、様々な事業目的に合わせた融資制度がある機関です。

保証協会付き融資
信用保証協会(東京都の場合)が保証人となって金融機関から融資を受ける制度です。実際の融資は信用金庫や信用組合が行い、それを保証協会が連帯保証してくれる形です。

まとめ

今回は、「起業のアイデアを見つけるコツについて、スポットをあてて見てきました。

創業時・起業時の融資を含め、弊社では多くの融資サポート実績があります。
また、創業融資代行サポート(CPA)では、日々起業・開業に関するご相談をいただいており、特に、日本政策金融公庫等の創業融資や創業支援のご相談を数多く承っております。
そのため、非常に多くのノウハウや情報を持っておりますので、まずはお気軽にご相談ください。お客様にとって最適なアドバイスを行わせていただきます。


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