創業融資のポイント

ベンチャー企業が資金調達をするのに適している方法とは!?調達方法まで解説します

ベンチャー企業が資金を調達する際には、様々なファイナンスの選択肢があります。

その中でどのようなことに注意するべきか。
また、どのような資金調達手段(ファイナンス手法)を選べば良いのか。
そして、選択できる方法としては何があるのか。

これらについて、ご紹介させていただきますので、ご参考にしてみてください。
各制度のメリットやデメリットもしっかり確認しておくと、いざという時に安心です。

ベンチャー企業の資金調達のポイント

ベンチャー企業が資金調達をする際には、重要なポイントが2つあります。

成長の度合いで資金調達手段を選ぶ

会社がどの程度の速さで成長するのかによって必要になる金額が変わってきます。例えば、成長がゆっくりとした企業の場合は、融資額の少ない補助金や助成金を利用するだけでも足りる事があります。しかし、急成長している企業の場合は高額な融資や出資を受けられる方法を選択しなければ間に合いません。

自社の成長スピードについては、明確な根拠を参考にしながら今後、必要な資金を慎重に考えていきましょう。

複数の方法を比較して選ぶ

一口に資金を調達するといっても実に様々な方法があり、それぞれメリットやデメリット、特徴が異なります主には、Debt(デット=負債、借入など)で調達する方法と、エクイティ(出資等)で調達する方法に分けられます前者は返済が必要であり、後者は返済不要の調達方法となります

自社にとってどの方法が最も適しているのかを考える際には、各方法や制度を比較した上で検討しましょう。
場合によっては1つの方法だけで資金を用意するのではなく、複数の方法を組み合わせることもできます。これにより審査難易度が下がり、結果的にスムーズな資金調達に繋がることもあります。

ベンチャー企業の資金調達方法4選

代表的な方法を4つご紹介します。

ベンチャーキャピタル(VC)からの出資

資金を融資してくれるだけでなく、様々な支援も期待できるのがベンチャーキャピタルからの出資です。エクイティ(出資)による調達ため、返済は不要です。
ただし、場合によっては不利な条件で契約をすることになるケースもあります。
例えば、少額の出資にもかかわらず、多くの株式を割り当てることになってしまい、その後の経営の足かせになってしまうようなパターンです。最悪の場合には経営権を手放すことになることもあります

そのため、ベンチャーキャピタルから融資を受ける場合は慎重に検討しなければなりません。

個人投資家(エンジェル)からの出資

こちらの場合も、返済の心配をしなくて済むのが大きなメリットです。
しかし、そもそもサポートしてくれる個人投資家が見つからないこともあります。
また、個人の資力には限界があり、VCなどと比べて融資金額が少なくなることが多いなどのデメリットに注意が必要です。

日本政策金融公庫の創業融資

国が出資している金融機関からの融資です。
そのため信頼度が非常に高く金利も低いです。
また、申込から入金までに約1か月とスピーディーなのも魅力的です。
ただし、創業計画書等の必要資料を作成する必要があります。また、Debt(デット、借入)のため、返済が必要になります。

資料作成に関しては、認定支援機関を通すことで、審査を通過する可能性が高まるでしょう。弊社では創業融資に関して、多くの経験とノウハウがあります。創業融資を受けようと考えている方は一度、ご検討いただければと思います。

日本政策金融公庫の創業融資についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、合わせてご確認ください。

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近年、注目されているクラウドファンディング

インターネットで支援してくれる方を募り、融資を受ける制度です。魅力的な提案ができれば、短期間で高額の資金を集められるメリットがあります。エクイティの一種といえるため、返還不要な点も大きいです

デメリットとしては、思うように支援者が見つからないことも多く、確実に資金を集められる方法とはいえないので、注意が必要です。

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まとめ

今回は、「ベンチャー企業が資金調達をするのに適している方法」について、スポットをあててご説明してきました。

資金調達には選択肢がいろいろあるため、各制度のメリットだけでなく、デメリットまで十分に理解したうえで選ぶことが、とても大切です。

その際には、専門家のサポートを受けたほうが確実かつ安心だといえます。

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 税理士・公認会計士 駒田裕次郎

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