現在、多くの企業が新型コロナウイルスの影響を受けており、経済産業省が様々な支援策を打ち出しています。その中で、今回は新型コロナウイルス感染症特別貸付という政府系金融機関による融資の申し込みの方法を簡単にご紹介します。
<STEP①>申し込み手続きについて確認しましょう
まずは、以下の画像をご覧ください。
※申込み手続き概要
こちらが、日本公庫が公表している手続き方法です。
最寄りの支店については、(1)公庫の利用が初めての方は事業を営む所在地(法人の場合は本店の住所)を業務区域とする支店、(2)すでに取引をされている方は取引支店となっています。
5月現在、日本公庫の窓口は、どこも通常時の5倍~10倍程度の混雑度となっており、パンクに近い状態になっているようですので、申し込みに必要な書類は郵送で送るとよいでしょう。
<STEP②>必要書類を確認しましょう
必要書類は(1)郵送や窓口での申請、(2)インターネットでの申請、で少し違っています。以下の画像をご覧ください。
※必要書類概要(1)
※必要書類概要(2)
こちらが、日本公庫が公表している必要書類です。
インターネット申し込みでは、借入申請書の提出は不要ですので、注意しましょう。
入金されるまでの時間を少しでも短縮するためには、申込時に必要な書類を、漏れなく完ぺきに揃えた上で申込みをすることが重要です。提出書類にモレがありますと、その分だけ審査が後回しにされてしまい、時間がより多くかかってしまいます。
創業融資代行サポート(CPA)では、日本政策金融公庫への提出書類の確認も含めて、お客様の融資が最短で通過するためのお手伝いをさせて抱いております。お気軽にご相談ください。
申し込みの際、注意したいこと
日本政策金融公庫の窓口はどこも通常時の5倍~10倍程度の混雑度となっており、パンクに近い状態になっているようです。
したがって、従来は融資の申込から審査~入金まで、1カ月程度で行えていたところ、当面の間はその2~3倍は時間がかかりそうです。
日本公庫では新型コロナウイルス感染症特別貸付の場合、審査時間の短縮ために通常時の融資であれば書類を提出した後に一度行う公庫での審査面談を、基本的には電話でのヒアリング審査に切り替えているようです。
この電話ヒアリングでの受け答えや担当者の質問に対する回答次第で、融資結果に大きく影響が出ます。そのため、創業融資 申請代行サポート(CPA)では、ヒアリング対策を手厚く実施しておりますので、お気軽にお問い合わせください。
話を戻しますが、公庫に資料を郵送提出した後、通常であれば、1週間前後で公庫の担当者から連絡があり、審査を進めていく流れとなりますが、現状では公庫から連絡があるまで、1週間ではなく、2~3週間かかることもあるようです。公庫もパンク寸前になってそうですので、まずは辛抱強く待っているほかはないようです。
最後に
申し込み方法の概要は確認できましたでしょうか?
現在、窓口業務のみならず申し込み手続き全体が大きく遅れてきており、審査結果が出るまで通常時の数倍は時間がかかると思われます。
申し込みをしてから連絡がなかなか来ないといったこともあるようですので、資金が必要な時期を考え早めに申し込みをしておくことが重要でしょう。また、公庫の新型コロナウイルス感染症特別貸付が下りなかった場合に備えて、保証協会のセーフティネットの認定を得ておくなど、待っている間にもできることはあります。
※参考
以下の記事では新型コロナウイルス感染症特別貸付の概要についてご紹介しています。