確定申告や、今後の事業計画で資金繰りを考える際に、返済予定表が見当たらないと焦ってしまいますね。特に、時間がないときはなおさらです。
そこで今回は、返済予定表を紛失した場合の対処法を詳しく解説。
登録しておくと何かと便利なWebサービスも紹介していますので、ぜひ最後までお目通しください。
- 返済予定表を紛失!?最短で再発行する方法は?
- 日本政策金融公庫のWebサービスを使って再発行する方法について
- 日本政策金融公庫に電話で再発行依頼する方法について
- 返済予定表のどこをどう見る?見方を解説
- 追加で資金が必要な方のための、3つの方法を解説
金利は1%下がるだけでコストカットにつながりますね。今回の記事では、金利がお得になる追加融資の内容も解説しております。
創業融資の通過率90%以上の実績がある弊社コマサポでは、追加融資のご相談も承っておりますので、まずは無料相談にお問い合わせください。
日本政策金融公庫の返済予定表がなくてお困りですか?
「確定申告や資金繰りで返済予定表が必要なのに、書類が見つからない!」と焦っている個人事業主や経営者の方、ご安心ください。
返済予定表は日本政策金融公庫(以下、公庫)のWebサービス「日本公庫ダイレクト」で確認できますし、書類の再発行も可能です。
まずは、下記のフローチャートで最短で問題を解決する方法をチェックしてみましょう。
返済予定表を紛失!?焦らず以下をチェック!
フローチャートに沿って、当てはまるほうの内容をご確認ください。

【最速】「日本公庫ダイレクト」で返済予定表を確認する方法
公庫のWebサービス「日本公庫ダイレクト」と「お取引先さま専用サービス」に登録済みで、いますぐ内容を確認したい、書類の郵送を待てないという方は、日本公庫ダイレクトから確認する方法が一番早いです。
ただし、アクセス可能時間が決まっている点にご注意ください。
日本公庫ダイレクト内「お取引先さま専用サービス」
利用時間:平日 8時30分~19時30分
*お取引先さま専用サービスに未登録の場合、電話で再発行依頼をするのが最短方法になります。
日本公庫ダイレクトのアプリをお持ちの方はスマートフォンから、それ以外の方はスマートフォンもしくはパソコンで日本政策金融公庫のホームページからログインしてください。
▼公庫HPのトップページ

▼ログイン画面
①に「日本公庫ダイレクト」のID・パスワードを入力
②に「お取引先さま専用サービス」のパスワードを入力

「お取引先さま専用サービス」のパスワードを忘れ、パスワードの通知書も紛失している場合は、もう一度申請からやり直すことになり、新パスワード発行まで約10営業日ほどかかります。
返済予定表の正式名称は「お支払額明細書」です。
「証明書のオンライン発行」を選択し、お支払額明細書をダウンロードしてください。
▼ブラウザ画面

【書類が必要な方へ】電話で返済予定表を再発行する方法
日本公庫ダイレクトの「お取引先さま専用サービス」の利用登録をしていない、または手元に紙の書類が必要な方向けの手順です。
取引のある支店に電話で連絡することで、再発行を依頼できます。
まずは、借入時の契約書や、過去に郵送された書類などで、ご自身の取引支店名を確認しましょう。
支店が分からない場合は、事業を行っている地域を管轄する支店に連絡してください。
電話をかける前に以下の情報を手元に準備しておくと、手続きがスムーズに進みます。
| ☑ | 項目 |
| □ | 会社の正式名称(屋号)と代表者名 |
| □ | 住所・電話番号 |
| □ | 融資の証書番号(分かれば) |
| □ | 担当者名(分かれば) |
担当者に繋がり次第、「返済予定表を紛失したため、再発行をお願いしたい」旨を伝えます。
本人確認の後に手続きが進められ、通常1週間~10日ほどで登録住所に郵送されます。
これで完璧!日本政策金融公庫「お支払額明細書(返済予定表)」の見方を徹底図解
再発行でお手元に届く「お支払額明細書」ですが、経理に慣れない間は、どこをどのように見るといいのか迷われる方も多いです。
そこで、実際の例を見ながらご説明いたします。
確定申告の際に経費計上できるのは「利息」のみ!
元金の返済は、単に借りたものを返すだけで、事業の売上につながるものではないため、経費にはなりませんのでご注意ください。
一方、利息は借入金の利用コストとして、利益を減少させる費用という扱いのため「支払利息」として経費になります。
お支払額明細書(返済予定表)の例


- お支払日
毎月の引き落とし日です。
残高不足を避けるため、前日までに入金しておきましょう。 - お支払額(毎月の返済額)
毎月口座から引き落とされる金額の合計で、元金と利息が含まれています。
「据置期間」を設けた場合、期間内は利息の支払いのみになります。 - お支払額の内訳(元金・利息)
確定申告で経費計上できるのは「利息」の部分です。
会計ソフトに入力する際は、この「利息」の金額を使います。 - お支払後の残高
その月の返済を終えた後の、借入金の残高です。
資金繰り計画を立てる際に重要な数字となります。
追加で資金調達が必要…追加借入の方法について
次のような理由で、追加で資金調達されたい方もいらっしゃるかと思います。
🟨商品がSNSで人気になり、売上が急拡大したがキャッシュが回らなくなった
🟨安定した利益があがっており、規模拡大を狙いたい
🟨既存事業が安定してきたので、新しい事業に取り組むための追加資金が欲しい
業績が好調または安定している場合は、公庫の融資の返済中でも追加融資を受けることは可能です。
追加融資を受ける方法は3つあります。
さっそくその方法を見ていきましょう。
既存の融資額のうち、返済が進んだ金額分を補充する形で融資を受ける方法です。
<例>
借入額:1,000万円
返済済み金額:600万円
借入残高:400万円
この場合、融資上限である1,000万円までの資金補充が可能です。
返済済み金額と同額の600万円を、既存の融資と同じ金利で借り入れることができます。
既存の融資に加え、新たに融資を受けるという方法です。
創業融資と違い、既に実績が出ている段階での融資審査となるため、融資の可否や金利などの条件は実績に左右されます。
追加融資は、基本的には業績が好調もしくは安定している場合に受けられるものですので、初回よりも融資担当者の信頼度が高まり、金利や返済期間などの融資条件が良くなることが多いです。
返済は、既存の融資分と新たな融資分の2種類行うことになります。
上記の新規融資の条件で、既存の借入額を含め、全額を借り換えするという方法です。
借換による融資額から既存の借入残高を引いた金額が、借り換えの融資で得た金額となります。
創業融資の金利は、現在3~5%程度で推移しており、借入金額が大きいほど看過できない金額になりますね。追加融資では金利が1%台になることもあり、かなりお得になります。
<例>
①借換による融資額:3,000万円
②既存の借入残高:約2,224万円
③借換の融資で得た金額:約776万円(①−②)
金利:年0.46%、3年経過後に年1.36%

追加融資を受けるのは、少なくとも1回は決算を終えてから!
融資審査では、融資の目的の他に、返済能力を重点的に確認されます。そのため、既存の融資の返済を計画通りに行うほか、税金や公共料金の支払いなども遅延がないようにご注意ください。
よくある質問
「日本公庫ダイレクト」に登録済みの場合は、「お取引先さま専用サービス」より平日8:30~19:30の間に確認できます。
電話や窓口で再発行を申請した場合は、約1週間~10日で届きます。再度の紛失を避けるため、紙の返済予定表をスキャンし、データをパソコンかスマートフォンに保存されることをお勧めいたします。
通常、再発行に手数料はかかりません。
電話で再発行依頼をする場合は、依頼時に取引支店にご確認ください。
はい、可能です。
繰り上げ返済を希望する場合は、事前に取引支店への連絡が必要です。手数料がかかる場合もあるため、合わせてご確認ください。
すみやかに取引支店に連絡してください。状況に応じて、再引き落としの設定や振込先口座の案内をしてもらえます。
放置して返済が滞ると、損害遅延金が発生するほか、信用情報に傷がつきます。
返済が困難になった場合は絶対に放置せず、できるだけ早く取引支店に相談してください。返済計画の見直し(リスケジュール)など、相談に乗ってもらえます。
放置して返済が滞ると、損害遅延金が発生するほか、最悪の場合は法的措置をとられたり、信用情報に傷がついたりします。
まとめ:返済予定表はWebでスマートに管理しましょう
返済予定表(お支払額明細書)を紛失しても、焦らずにこの記事で解説した手順を参考に、インターネットか電話で再発行の手続きをしてください。
日本政策金融公庫のWebサービス「日本公庫ダイレクト」の「お取引先さま専用サービス」を使えばすぐに返済状況を確認でき、再発行も可能です。
これを機に「お取引先さま専用サービス」の利用登録を済ませておくことを強くお勧めいたします。
また、再度の紛失に備え、紙の返済予定表(お支払額明細書)はスキャンもしくは写真撮影をした後、データでスマートフォンやパソコンに保存しておくこともお勧めいたします。
| 方法 | こんな人におすすめ | 注意点 |
| Web (日本公庫ダイレクト) | ・インターネットで完結させたい ・今後も明細を確認したい | 「お取引先さま専用サービス」を利用するには、初回は「公庫ダイレクト」からパスワード申請が必要 (郵送で届くため通常 10 営業日程度かかる) |
| 電話 | ・一番簡単な方法がいい | ・営業日の営業時間にかける必要がある ・再発行は郵送のため、手元に届くまで時間がかかる |
| 👑日本政策金融公庫の創業融資に強い 通常、公庫の創業融資が通る確率は1~2割とも言われていますが、駒田会計事務所では、通過率90%以上の実績でフルサポートいたします。 👑成功報酬型で安心。最短三週間のスピード対応! 成功報酬型なので、安心してご依頼ください。万が一、融資が通らなかった場合には、成功報酬は発生しません。 公庫での面談がご不安な方には、面談時の同席サポートもしております。 👑会社設立や税務会計もまとめてワンストップで提供いたします! 会社設立や税理士顧問、許認可の申請など、ご要望に応じて創業時に必要なサービスをまとめて提供いたします。弊社は税理士・会計事務所であり、司法書士・社会保険労務士・弁護士・行政書士など、経験豊富なパートナーと共に、ワンストップで対応いたします。 |
創業者の皆様は「必ずこの事業を成功させたい!」という熱い思いで、弊社に相談に来られます。
このお気持ちに応えるため、私どもは、事業計画を初めて作成されるお客様でも、丁寧に一つ一つ確認しながら、一緒に事業計画書の作成や創業融資の申請をサポートいたします。
そして、お客様のビジネスが成功するために、創業融資、会社設立、経理、税務申告など、創業者に必要なサポートをさせていただいております。
まずは創業・起業のこと、融資に関することなどお気軽にご相談ください。お客様にとって最適なアドバイスをさせていただきます。
駒田会計事務所【コマサポ】
代表 駒田 裕次郎
(税理士・公認会計士・認定支援機関)

| 監修: 駒田 裕次郎 駒田会計事務所【コマサポ】代表 | ||
| 【来歴】大手監査法人の経験を活かし、創業支援・補助金サポートを中心とする「駒田会計事務所」を東京・渋谷に設立。資金調達や事業計画の作成、税務や経営相談まで顧客に寄り添うきめ細やかなサポートを提供。 【実績】創業融資・補助金の支援実績は、累計3,000件以上(2026年4月末現在) 【所有資格】 ・日本公認会計士協会 東京会所属(第26214号) ・東京税理士会所属(第118805号) ・経営革新等支援機関(認定支援機関) | ![]() | |
| 「一人ひとりの起業家の成功を願い、日本の未来を明るくする」をモットーに、日々奔走。 | ||

駒田裕次郎|税理士・公認会計士




























