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開業・起業のタイミングはいつが良いのか!?決め方のポイントを解説します

事業経営を考えている方にとって、開業・起業する時期は気にかかる要素の1つでしょう。

どのタイミングで開業・起業するのがベストなのかは事業の内容等により異なってきます。

しかしながら、タイミングを決めるための判断材料はいくつかあります。

今回は、起業のタイミングはいつ頃が良いのか、についてご説明します。

開業にベストな時期はあるのか?

結論としては、「開業するのに必ずしもこの時期でなければならない」という事は基本的に無いと言えるでしょう。

例えば、オンラインを通してやり取りできる業種はどうか?

近年、多くの企業がリモートワークを導入しています。

オンライン上でやり取りが完結できる業種は、現状、開業のリスクは低い傾向にあります。

例えば、システムエンジニア(SE)やクリエイターなどが代表的な業種です。起業のタイミングを待つ必要は特段ないと考えられます。

飲食店や美容室などの接客業はどうか

飲食店や美容室などの接客業は特定の季節やイベントに合わせて開業するのも一つの方法です。

例えば、飲食店であれば年末年始や夏休み、美容室なら新年度や卒業式シーズンなどの繁忙期前に開業することで、集客効果を高めることができます。

 

起業のタイミングを決めるには?

たしかに、多くの方が一斉に起業する時期もあると言えるでしょう。しかしながら、起業にベストな時期というものはありません。結局のところ、準備が整い、自分自身のタイミングで起業する事によって、失敗の確率が低くなると言えるでしょう。

起業のタイミングを決めるおおよその判断基準

①「いつまでに起業するのか」、期限を設けているか

しっかりと期限を設けることで、実現に向けた具体的な行動を起こせるでしょう。
定めた期限までにビジネスプランを考えたり、必要な知識やノウハウをアップデートしましょう。

②資金繰りの計画を立てているか

会社に現金や預金などの資金が無くなれば、倒産という事になりかねません。その様な事態にならないようにするため、会社の収入と支出のバランスを確実にコントロールし、資金がなくならないようにすることを「資金繰り」と言います。

資金繰りの計画を立てるためにはまず、現在手元にどれだけの資金があるかを確認しましょう。

そして商品の仕入れや設備投資にどのぐらいの支出が発生し、どの時点でどのくらいの収入があるのか、将来を予測します。

その過程で資金がゼロになってしまう可能性があると感じたなら、無駄な経費がないか洗い出しましょう。できるだけ支出を抑えるようにし、資産を資金化するなど、資金を工面することも考えましょう。

情勢を見誤っていないか

起業後、事業の拡大を考えている場合、時代に合ったサービスを提供できるか、という観点は非常に大切です。

社会で流行している価値観やニーズに対し、インターネットなどを用いて、トレンドをこまめにチェックしましょう。

そのような小さな努力によって、他に類のない商品やサービスを生み出せれば、他社との差別化にもなりますね。

もし、需要がないと感じるのであれば、ビジネスプランから再考する必要があると言えるでしょう。

起業のタイミングを逃しやすい方

過度に心配性の方

慎重に物事を進めることはとても良い事だと考えます。

しかし、あまりにも心配性の方は資金や顧客が揃ってきても「あと少しあと少し」「まだ足りない」「リスクが・・・」と起業に踏み切れないことがあります。
気持ちは分からないでもありませんが、起業には必ずリスクが付き纏います。思い切って船出をしてみましょう。

期限を定めない人

人は、期限が決まっていなければダラダラと先延ばしにしてしまいがちです。「いつかやる」そのような思考になると、時間だけが過ぎてしまいます。まず、創業の期限をしっかりと定め、スケジュールを逆算して決めていきましょう。

元手となるお金が足りない人

起業には、起業までの準備や事業開始後の運転資金や、想定外のお金がかかる事もめずらしくありません。

そのため、ある程度まとまった資金を用意する必要があります。

事業に必要な資金を、日本政策金融公庫の創業融資や金融機関からの融資で調達したい場合、元手となる自己資金を用意していることで融資通過の可能性が高まります。

まずは最低限の自己資金を用意し、それから融資にチャレンジするようにしてみましょう!

自己資金についてはこちらの記事で詳しく紹介していますので、合わせてご確認ください。

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まとめ

今回は、開業・起業のタイミングについて、スポットをあててご説明してきました。
様々な業種がありますが開業に適した時期が必ずしもあるわけではないので、ご自身の準備が整った時に起業を行うのが良いでしょう。

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 税理士・公認会計士 駒田裕次郎

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