創業融資

創業融資の申し込みから融資実行までのスケジュールと流れを解説!申請前に知っておくべき必須情報

日本政策金融公庫などの創業融資の利用を考えている人の中にはどのようなスケジュールで融資まで実行されるのか気になる方も少なくないですよね。
事前にスケジュールが分かれば、経営方針も決めやすいので、なるべくなら申し込みの前に把握しておきたいところかと思います。
そこで今回は創業融資の申し込みから融資実行までのスケジュールについて解説していきます。
事前にスケジュールを把握し、計画的に行動していきましょう。
日本政策金融公庫の創業融資についてはこちらの記事で詳しく紹介しています。

日本政策金融公庫の融資について解説いたします!近年、日本政府は起業家精神の促進と新規ビジネスの支援を強化しています。これに伴い、日本政策金融公庫をはじめとする公的金融機関が、創業融資...

1.日本政策金融公庫の窓口での相談

まずは創業融資の相談にのってもらいましょう。
相談方法は下記の3通りあります。

  1. 電話相談
  2. 支店窓口での相談
  3. オンラインでの相談

順番に解説していきます。

公庫の電話相談

日本政策金融公庫の創業融資は電話にて融資の相談をうけることができます。
事業資金相談ダイヤルは「0120-154-505」平日の10:00~17:00まで相談を受け付けています。
音声ガイダンス後に「0」を押すことで担当者につながります。
融資制度の概要や申し込み手続きでわからない点があれば、電話にて相談をしておきましょう。

公庫の支店窓口での相談

直接人と会って、相談したいという場合、支店窓口での相談も可能です。
支店窓口での相談の場合は必ず事前に予約が必要です。
支店窓口での相談の場合、予約はインターネットから申し込みすることができます。
予約相談(事業資金・教育資金のお申込及びご返済に関するご相談)【国民生活事業】から支店を選択し、申し込みしましょう。

もしどの支店を利用すればよいか分からないという場合は、国民生活事業の専門職員が常駐する支店の業務区域一覧から適切な店舗を選択してください。
メールアドレスを登録後、返信されてきたメールの中にあるアドレスをクリックすると、相談日時を選択できるようになります。
翌日の平日9:00から11:00、13:30から15:30の時間帯で予約することができます。
前日の14時までに予約するようにという記載がありますので、なるべく早めに申し込みましょう。

オンラインでの相談

日本政策金融公庫では、オンラインでWEB会議システム「Microsoft Teams」を利用した相談も行うことができます。
流れは支店窓口での相談の場合と同じ。
予約相談(事業資金・教育資金のお申込及びご返済に関するご相談)【国民生活事業】から支店を選択し、申し込みしましょう。
ただし、オンラインでの相談の場合、2営業日前の16時までに予約が必要という記載があります。
支店窓口での相談よりも早めに予約が必要な点は注意しましょう。

2.創業融資の申し込み

日本政策金融公庫での初回の相談が終わったら、次は正式に融資の申し込みをしましょう。
初回の相談の時に申し込める他、郵送での申し込みやインターネットでの申し込みも可能です。
インターネット申し込みについては下記の記事で詳細に解説していますので、ぜひご参照ください。

創業融資の申し込みは「インターネット申込」が簡単&便利!申請方法を詳しく紹介します日本政策金融公庫のHPから創業融資が申込できる事はご存知でしょうか。 郵送よりスムーズに申請する事が可能ですので、申請を検討されている...

インターネットでの申し込みであれば、24時間365日受付の上、必要書類は全てアップロードできます。
郵送の手間もかからないので、特段理由のない場合はインターネットでの申し込みをおすすめします。
申し込みが終わった後は、公庫が社内で審査した後に、担当者から面談の日程の連絡がきます。
日付は申し込み書類を提出してから、3日~1週間程度がひとつの目安となります。
もし、書類が足りなかったら、面談日程の調査前に連絡がきますので、速やかに提出しましょう。

3.日本政策金融公庫での融資面談

書類での審査が終わった後は公庫支店での融資面談となります。
融資面談のコツや事前に準備しておくことなどは下記の記事にて解説しています。

公庫の創業融資とは?厳しい審査・面談を通過するための5つのポイントを解説創業融資制度とは、創業前後に利用できる融資制度のことです。 創業したばかりの経営者にとって心強い味方ではありますが、審査通過が難し...

これから融資面談に臨もうと考えている方はぜひ参考にしてみてください。

4.公庫からの融資内定連絡

融資面談に無事通過した場合、公庫の担当者から融資内定の連絡がきます。
内定連絡は融資面談後の1週間~10日程度にくることが多いです。
連絡の遅い・早いが直接合否に関係するわけではないようですので、気軽に待ちましょう。

5.契約書類到着・返送

日本政策金融公庫から内定連絡がきた後は、契約書や借用証書などの書類一式が郵送されてきます。
必要書類の到着は融資内定連絡から5日~10日程度にくることが多いです。
印紙や印鑑証明書も必要となってくるので、可能であれば事前に準備しておきましょう。
必要書類を用意した後は入金センターに書類を送付する必要があります。
書類の提出が遅れると融資の実行も遅れますので、速やかに提出しましょう。

6.公庫による融資実行

必要書類が入金センターに届いた後に、指定口座に融資が実行されます。
融資が実行されるのは入金センターに到着してから約1週間~2週間程度程度です。
全てスムーズに行けば、およそ日本政策金融公庫での面談開始から約1ヶ月程度で融資が着金します。

書類に不備があると、審査が長引く

上記は基本的なスケジュールです。
もちろん書類に不備があると、審査が長引くため、上記のスケジュールが後ろ倒しになります。
書類に不備があったり、提出が遅くなると、融資の実行が遅くなる上、担当者の心証を悪化させてしまう可能性があります。
必要書類は事前にしっかりと把握し、なるべく早めに提出する。もし、書類の不足があった場合は迅速に対応するということを心がけましょう。

まとめ

今回は日本政策金融公庫の創業融資の申し込みから融資実行までのスケジュールについて解説してきました。
ポイントは下記の通りです。

  • 公庫での融資面談から実行までスムーズにいくと約1ヶ月程度の時間がかかる
  • 申し込みから面談までは約3日~1週間程度
  • 面談から内定連絡までは約1週間~10日程度
  • 内定連絡から契約書類到着までは5日~10日程度
  • 契約書類発想から融資実行まで約1週間~2週間程度

早めに融資を実行してもらうには速やかな書類提出としっかりとした事前準備です。
もし、ご心配の場合は弊社までお問い合わせください。

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駒田会計事務所 代表
 税理士・公認会計士 駒田裕次郎

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