創業融資

スタートアップ企業におすすめの融資とは?資金調達について解説します!

スタートアップ企業の資金調達に苦労している方も多いのではないでしょうか?実は、スタートアップ向けの融資制度がいくつか存在します。

そこで今回は、スタートアップ企業におすすめな融資・資金調達方法について解説します。この記事を見て少しでも参考にしていただけますと幸いです。

スタートアップ企業とは

「スタートアップ」とは、革新的なビジネスモデルを通じて社会にイノベーションをもたらし、起業から短期間で急成長を遂げる企業を指します。この言葉を聞くと、多くの人がIT企業を思い浮かべるかもしれませんが、実際にはスタートアップにはさまざまな業界が含まれています。確かに、IT企業が多く見られることは事実ですが、この用語は特定の業界に限定されるものではありません。

例えば、GoogleやApple、Facebook、Amazonなど、短期間で急激な成長を遂げた企業を指す際にも「スタートアップ」という表現が用いられています。日本では、スマートニュースやfreee、ブリファード・ネットワークスといった企業もスタートアップの代表例として挙げられます。

ベンチャー企業との違いはこちらの記事で詳しく紹介しています。

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スタートアップが再注目される理由

スタートアップが再注目される理由の一つとして、「デジタル化の加速と新たなビジネスモデルの創出」が挙げられます。

近年、AI、IoT、ブロックチェーンなどのテクノロジーの進歩により、私たちの生活や社会は急速にデジタル化が進んでいます。このデジタル化の流れの中で、スタートアップは既存の産業構造や常識にとらわれず、革新的なアイデアや技術を活用して、全く新しいビジネスモデルを生み出しています。

デジタル化の加速は、スタートアップにとって大きなチャンスであり、同時に既存の企業にとっても大きな脅威となっています。スタートアップは、このデジタル化の流れを捉え、新たなビジネスモデルを創出することで、社会全体のイノベーションを牽引する存在として、ますます注目を集めているのです。

スタートアップ企業におすすめの融資制度

ここでは、スタートアップ企業が利用することが可能な創業融資制度について詳しく解説します。

スタートアップ支援資金

日本政策金融公庫」の「スタートアップ支援資金」 は、スタートアップ企業の成長を後押しするための日本政策金融公庫の融資制度です。

  • 対象:
    日本ベンチャーキャピタル協会の正会員や特定の投資事業組合から出資を受けている企業、またはJ-Startupプログラムに選定された企業
  • 融資限度額:直接貸付 20億円
  • 無保証人・無担保での融資も可能
  • 返済期間20年(うち据置期間10年以内)

新規開業資金

日本政策金融公庫の「新規開業資金」は、女性、若者、シニアの方々や、廃業歴がある方が再チャレンジして創業する際、中小企業向けの会計を適用する方など、幅広い層の創業・スタートアップを支援するために設けられています。

  • 対象:新たに事業を始める方または事業開始後おおむね7年以内の方
  • 融資限度額:7,200万円(うち運転資金4,800万円)
  • 無保証人・無担保での融資も可能
  • 返済期間:設備資金 20年以内・運転資金 10年以内

 

詳しくはこちらの記事で紹介しています。

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信用保証付保証制度

信用保証付きの保証制度」は、創業者や中小企業者が金融機関からの融資を受けやすくするための公的支援です。信用保証協会が債務を保証することで金融機関のリスクが軽減され、事業者は融資を受けやすくなります。

  • 対象:中小企業者(一部の業種を除きほとんど全ての業種が対象)
  • 保証限度額:
    ・普通保証 2億円以内
    ・無担保保証 5千万円以内
    ・無担保無保証人保証 1千万円以内
  • 保証料:おおむね1%程度が必要

保証協会付き制度融資

各地方の自治体と民間金融機関と信用保証協会の3つの機関が連携し、融資を実行する制度です。

  • 自治体によって利用条件や対象者、融資限度額が異なります。
  • メリット:金利が非常に低い
  • 注意点:多くの場合、個人保証が必要

上述の「信用保証付保証制度」との主な違いは、自治体が金利の一部を負担してくれることにより、より有利な条件で創業融資を受けられる点にあります。

一方、3つの機関の確認や審査を受ける必要があることから、融資実行まで期間が長期に及ぶ可能性があり、時間的に余裕のない方は利用しづらいというデメリットもあります。

その他の資金調達方法

融資制度を利用する他にも、下記の方法で資金調達を行うことができます。

  • 自己資金
    自身が所有する資産を利用する資金調達方法です。自己資金が多いと多くの融資を受けやすくなるというメリットもあります。
  • 親・親戚・友人に貸してもらう。
    公式な手続きや審査が不要なため、迅速に資金を調達できるほか、低金利または無利息で借りられることが多く、返済期間についても柔軟に設定できる場合が多いです。
  • ベンチャーキャピタル
    将来成長が見込めるベンチャー企業やスタートアップ企業の将来の成長を見込んでに投資する組織のことです。資金を返済する必要はありませんが、企業が成長や上場したときに株式を売却することで資金を回収します。
  • エンジェル投資家
    将来成長が見込めるベンチャー企業やスタートアップ企業に出資する個人投資家のことです。投資したお金を企業から直接回収することはせず、将来そのベンチャー企業が株式上場した際の出資金のキャピタルゲインを得ることを目的としている場合が多いです。

まとめ

今回は、スタートアップ企業におすすめの融資について、スポットをあててご説明してきました。
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駒田会計事務所 【コマサポ】  代表
 公認会計士・税理士 認定支援機関
 駒田 裕次郎

 

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