- 士業、不動産、飲食など、開業に有利な資格と合格率を紹介
- 資格を選ぶうえで持ちたい観点
- 資格を活かして開業した成功事例
独立・開業を考える際、資格の有無は大きなポイントになります。
資格が必須の業種もあれば、取得することで信頼度や専門性が向上し、ビジネスの成功につながるケースもあります。
今回は、資格を活かした開業を目指す方に向けて、独立・開業に役立つ資格を業種別に紹介し、それぞれの特徴や収入の目安について解説します。
独立・開業には資格があると有利
起業自体には資格は必須ではありませんが、特定の業務を行う上で資格が必要な場合や、顧客からの信頼を得るために有利になる場合があります。
資格を持つことで、専門知識やスキルを客観的に証明でき、ビジネスの説得力が増します。
資格を選ぶうえで持ちたい観点
独占業務がある資格
独占業務とは、特定の資格を持っている人のみが行うことができる業務のことです。
これらの資格は、法律によって定められた独占的な業務を持つため、無資格者が同じ業務を行うことはできません。
そのため、参入障壁が高く、競争が少ないのが特徴です。
ただし、これらの資格は取得の難易度が高いものが多く、試験勉強や実務経験が必要になることが一般的です。
資格取得を目指す場合は、長期的な学習計画を立てましょう。
平均年収が高い資格
独立・開業を目指す上で、収益性は非常に重要なポイントです。
特に、独立開業者は収入が不安定になりがちなため、平均年収の高い資格を取得することで、安定した収入を確保することができます。
独立・開業におすすめの資格30選
独立・開業するにあたっておすすめの資格を紹介します。
| 仕業 | 独占業務がある専門職 |
| 経営・ビジネス系 | 経営やビジネスに関する資格 |
| 不動産関係 | 不動産業界で役立つ資格 |
| 飲食業 | 飲食関連の資格 |
| 女性や主婦におすすめの資格 | 特に女性や主婦に適した資格 |
| 年齢に関係なく活躍できる資格 | 年齢を問わず仕事ができる資格 |
| その他 | 上記に分類されないその他の資格 |
【業種別】独立・開業する人が多い資格

士業
取得難易度が高い資格ですが、取得できれば、独立・開業に大きく役立ち、平均年収も高い資格ばかりです。
経営・ビジネス系
経営やビジネスに関する資格です。
中小企業診断士
中小企業の経営課題を診断し、コンサルティングを行う。
- 合格率(令和5年):18.9%(一次試験:29.6%)
- 平均年収:947.6万円
- 出典:厚生労働省職業情報提供サイトjobtag
- 主催団体:中小企業庁
MBA(経営学修士)
経営戦略や組織運営の知識を深める学位
- 早稲田大学大学院 全日制倍率(令和6年):3.95倍
- 平均年収:約458万円
ファイナンシャルプランナー(FP)
個人や企業の資産運用やライフプランを提案する。
- 合格率(令和5年):54.87%(学科試験:59.29%)
- 想定年収:金融業界 約600万円、保険業界 約450万円
- 出典:日本FP協会「2024年5月実施2級FP技能検定試験結果」
- 主催団体:日本FP協会
不動産関係
不動産業界で役立つ資格です。
飲食業
飲食関連の資格です。
食品衛生責任者
食品衛生責任者は、全ての飲食店で設置が義務付けられている資格で、講習会を受講することで取得できます。
- 合格率(令和5年):約46.0%(受験者数 67,572人、合格者数 31,108人)
- 主催団体:一般社団法人東京都食品衛生協会
その他
上記に分類されないその他の資格を紹介します。
女性や主婦におすすめな資格
特に女性や主婦に適した資格です。
年齢に関係なく活躍できる資格
年齢を問わず仕事ができる資格を紹介します。
資格なしで独立・開業可能な仕事
資格取得に時間を費やすよりも、事業を早く開始することが優先される場合もあります。
その場合、スキルや知識を活かして起業できる業種もあります。
- インターネットを利用したビジネス
- コンサルタント・インストラクター
- ヨガやピラティスのインストラクター
- プライベートジム・フィットネスのインストラクター
資格を活かして開業した成功事例
資格を取得することで専門性を高め、独立・開業を成功させることが可能です。
ここでは、弊社がサポートした実際の開業成功事例を紹介します。
Aさんは食品衛生責任者と調理師免許を取得し、飲食店を開業しました。
多様な飲食店での経験を活かし「他では味わえない独創的な料理」を提供することで、他社との差別化を実現。弊社のサポートのもと、強みを明確にした事業計画書を作成し、創業融資を活用して開業を成功させました。
Bさんは介護福祉士の資格を取得し、自立援助ホームを開業しました。
弊社のサポートを受け、開業地に自立援助ホームが少ないことを明確にし、強みを際立たせた事業計画書を作成。創業融資を活用して、見事に開業を成功させました。
事前の資金計画が成功のカギ
資格を活かした開業では、事前の資金計画が成功のカギを握ります。
自己資金だけでなく創業融資を活用することで、事業の安定運営につなげることが可能です。
創業融資は無担保・無保証人で利用できる融資上限7,200万円の日本政策金融公庫の新規開業・スタートアップ支援資金を利用する人が多いです。
まとめ
今回は、独立・開業しやすい資格とおすすめの業種について紹介しました。
記事のまとめ
- 資格を活かすことで、専門性や信頼性を高め、ビジネスの成功率を向上させることができる。
- 業種によっては資格が必須であり、取得することで独立・開業のハードルを下げることが可能。
- 資格を選ぶ際は「独占業務の有無」「平均年収」「独立・開業のしやすさ」などを考慮することが重要。
- 事前の資金計画や創業融資の活用が、スムーズな開業につながる。
資格を取得して独立・開業を目指す場合は、自分の強みや市場ニーズを分析し、適切な資格を選ぶことが成功のカギとなります。
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駒田会計事務所【コマサポ】
代表 駒田 裕次郎
(税理士・公認会計士・認定支援機関)

| 監修: 駒田 裕次郎 駒田会計事務所【コマサポ】代表 | ||
| 【来歴】大手監査法人の経験を活かし、創業支援・補助金サポートを中心とする「駒田会計事務所」を東京・渋谷に設立。資金調達や事業計画の作成、税務や経営相談まで顧客に寄り添うきめ細やかなサポートを提供。 【実績】創業融資・補助金の支援実績は、累計3,000件以上(2026年4月末現在) 【所有資格】 ・日本公認会計士協会 東京会所属(第26214号) ・東京税理士会所属(第118805号) ・経営革新等支援機関(認定支援機関) | ![]() | |
| 「一人ひとりの起業家の成功を願い、日本の未来を明るくする」をモットーに、日々奔走。 | ||

駒田裕次郎



























