一般的に創業融資は、①日本政策金融公庫の行うものと、②信用保証協会の行うものとがあります。
①日本政策金融公庫
日本政策金融公庫は、平成20年に国民生活金融公庫、農林漁業金融公庫などが統合され誕生しました。
株式会社ですが、国が株式の100%を持っています。
政策金融公庫は、利用者へ直接融資を行います。
②信用保証協会(制度融資)
信用保証協会は、都道府県毎に設置されている公的機関です。
保証協会を利用した創業融資は、大きく2パターンあります。
A.利用者への融資は銀行などの金融機関が行い、信用保証協会はそれを保証することになります(通常の保証協会付き融資)。
B.上記A.に加え、各都道府県・市区町村が協調して行う「制度融資」があります。
A.とB.の違いは、B.の「制度融資」の場合、各都道府県・市区町村が金利負担をしてくれるため、金利がだいぶ低くなります。一方で、スピード面では、各都道府県・市区町村による斡旋書の発行、金融機関による審査、保証協会による審査を全てを経ないといけないため、A.の「通常の保証協会付き融資」と比べて、1.5~3倍程度の時間を要することが多いです。
また、最近では東京都がプロパーで行う「東京都創業サポート事業」のような創業融資も出てきました。
いったいどの創業融資に申し込んだら良いのか、分からなくなってきましたね。
創業融資サポートセンター(CPA)では、まずは①日本政策金融公庫の創業融資を検討することをお勧めします。
申込から融資実行までの期間が短く、担保・保証人も原則不要なので、これから創業を目指す人にとっては有利だと思われるからです。
もちろん、制度融資には制度融資のメリットもありますし、政策金融公庫と制度融資の併用もできます。
当センター(CPA)では、無料相談にてお客様のお話を伺い、お客様に最も適した創業融資をご提案させていただきます。
また、創業後の税金・経理サポートまで、ワンストップで対応させていただきます。まずはお気軽にご相談ください。