日本政策金融公庫の創業融資のステップについて解説します！

日本政策金融公庫（以下「公庫」）へ創業融資を申込む前に、まずは、「なぜ創業するのか」、「何をしたいのか」をしっかりと考え、ビジネスアイデアとコンセプトをまとめるところから始めましょう！

これができていないと創業しても考えが定まらず、迷ってしまいます。最初の段階できっちりと固めてから創業することで日本政策金融公庫の創業融資もうまく活用できるようになります。

やりやいこと
できること
社会のニーズ

例えば、やりたいことでも、本当にやりたいことか、起業しても実現できるか、ビジネスアイデアに対し社会のニーズがあるのか等、悩むポイントはいくつかあるでしょう。

そこで今回は「創業するまでのステップ」について解説していきます。

コンセプトを明確にする

・ターゲット層から見て、「刺さる」ビジネスでスタートを切る！

・ブレない魅力のある商品・サービスを目指す！

ビジネスアイデアについて

参考資料：日本政策金融公庫

誰に、何を、どのように、を考える

「やりたいこと」について、本当にやりたいことなのかを考え、ただ儲かりそうだからとか、勧められてなんとなくなどといった理由では、やる意味があるでしょうか。せっかく創業するのでしたら、前向きにやりたいことをやりましょう。やりたいことをやっている人の方が成功している例が多いです。

「できること」について、これまでの経験を活かしたビジネスアイデアになっているのか考えましょう。創業融資で事業の経験は必須といっていいくらい、大切な項目です。不足する要因があればどのように補っていくかも考えましょう。

「社会のニーズ」について、自社製品や自社サービスを魅力のあるものにしていきましょう。また、市場や顧客のニーズを調査、分析し、真のニーズを解決する製品やサービスを提供していくことも重要です。

それぞれ、しっかりとしたビジネスアイデアになっているかどうかを確認しましょう。

具体的に分かりやすく書く

・創業動機は明確か

・創業する事業について知識や経験はあるか

・事業を継続していく自信はあるか

・創業場所は決まっているか

・セールスポイントはあるか

・自己資金はあるか

・売上や利益の予測はしたか

創業動機を書く上で、重要なポイント

どういう目的で、「何をやりたいか」をはっきりさせる必要があります。
創業しようとする事業内容が顧客のニーズや時代の流れに合っているかどうかも重要なポイントです。

創業の経験や知識を書く上で、重要なポイント

創業しようとする事業は、経験のある業種や知識があるかが重要なポイントになってきます。
技術やノウハウなどの修得には経験が何よりも重要です。また、受注先を確保できるかどうかは、つちかったきた人脈、信用も大きく左右します。
未経験の分野での成功はなかなか難しいので、FC加盟など経験不足を補う方策が必要です。