日本政策金融公庫

日本政策金融公庫は“やばい”?7つの噂の真相と審査通過の全対策【認定支援機関が解説】

はじめに:日本政策金融公庫が「やばい」と聞いて不安なあなたへ

「公庫って“やばい”って聞いたけど本当?」「創業融資を申し込みたいけど、失敗したらどうしよう…」
そんな不安を感じている起業家・個人事業主の方に向けて、この記事を書いています。

最初に結論をお伝えします。
日本政策金融公庫は、決して“やばい”金融機関ではありません。
むしろ、創業期の個人や中小事業者を支援する公的な存在として、多くの人にとって心強い味方になってくれる機関です。

ただし、いくつかの注意点を知らずに申し込んでしまうと、融資審査に落ちてしまうリスクがあるのも事実です。

💡この記事で分かること

🔷噂1:自己資金ゼロだと絶対無理?理不尽な理由で審査に落ちる
A. 日本政策金融公庫の創業融資は「自己資金要件はありません」。自己資金ゼロで審査通過は厳しいですが、絶対無理ではありません。

🔷噂2:返済できなくなると地獄?差し押さえが厳しい
A. いきなり高圧的な取り立てや差し押さえを行うことは稀です。ただし、民間の金融と同様に連絡を無視したり、不誠実な対応を続けたりした場合は、法的な手続きに進む可能性があります。

🔷噂3:担当者の態度が高圧的で上から目線
A. 担当者も人間なので、相性や個人差は存在します。しかし、日本政策金融公庫として高圧的な指導をしている事実はありません。

🔷噂4:必要書類が多すぎて手続きが煩雑すぎる
A. 必要書類があり、伴って手続きが存在するのは事実です。プロのサポートを活用することをおすすめします。

🔷噂5:融資後の介入がしつこい 等
A. 日本政策金融公庫は民間の金融機関とは異なり、融資された金額(借入金)を期日通り返済している限り、定期的な経営状況の報告は求められません。

🔷デメリットだけじゃない!日本政策金融公庫を利用する5つの大きなメリット

🔷「日本政策金融公庫の利用をおすすめする人・しない人」のチェックリスト

この記事では、日本政策金融公庫が「やばい」と聞いて不安な方に向けて、日本政策金融公庫は“やばい”?7つの噂の真相と審査通過の全対策を専門家が分かりやすく解説します。

監修:駒田 裕次郎
駒田会計事務所【コマサポ】代表

【来歴】大手監査法人の経験を活かし、創業支援・補助金サポートを中心とする「駒田会計事務所」を東京・渋谷に設立。資金調達や事業計画の作成、税務や経営相談まで顧客に寄り添うきめ細やかなサポートを提供。
【実績】創業融資・補助金の支援実績は、累計3,000件以上(2025年1月末現在)
【所有資格】公認会計士・税理士・認定支援機関
「一人ひとりの起業家の成功を願い、日本の未来を明るくする」をモットーに、日々奔走。

目次

日本政策金融公庫の融資を検討しているけれど、ネットでよく見かけるやばい噂…。
心配になりますよね。しかし、安心してください!
不安を解消するために日本政策金融公庫のやばい噂を解説していきます。
マサポでは、日本政策金融公庫の申請代行サポートを行っております。
書類準備・創業計画書の作成から面接対策までトータルサポートしているので、不安がある方は、ぜひお気軽にご相談ください。

公庫の創業融資に関するお悩みを解決いたします。相談無料!お気軽にご相談くださいお電話でのお問い合わせはこちらメールでのお問い合わせはこちらLINEでのお問い合わせはこちら

結論:「やばい」の正体は5つの誤解と2つの事実

ネット上で、「日本政策金融公庫はやばい」「融資が通らない」「担当者が冷たい」といった声が多く見かけます。
しかし、実際の内容を確認すると、多くは誤解や情報不足から生まれたものであることが分かります。
まずは、日本政策金融公庫の「やばい」と言われる噂の全体像を把握しましょう。

日本政策金融公庫に関するネガティブな噂は、大きく分けて以下の7つのカテゴリに集約できます。
どこで詳しく解説しているかを以下の一覧にまとめました。

噂のカテゴリ内容分類関連章
審査編審査が異常に厳しく、理不尽に落ちる誤解噂1:自己資金ゼロだと絶対無理?理不尽な理由で審査に落ちる
金利・返済編金利は安いが、返済条件が厳しい一部事実噂2:返済できなくなると地獄?差し押さえが厳しい
担当者編担当者の態度が高圧的・最悪誤解噂3:担当者の態度が高圧的で上から目線
融資後編融資後の監視や介入がしつこい誤解噂5:融資後の介入がしつこい
手続き編必要書類が膨大で手続きが煩雑事実噂4:必要書類が多すぎて手続きが煩雑すぎる
情報編落ちた理由を教えてくれない誤解噂5:落ちた理由を教えてくれない
経営編一度でも赤字になるとやばい誤解噂5:赤字になるとやばい

まずはこれらの全体像を把握し、自分が感じている不安が「本当に気にすべきことなのか」「ただの誤解なのか」を整理しましょう。
次章以降で、それぞれの項目を詳しく解説していきます。

【審査編】日本政策金融公庫の審査は“やばい”ほど厳しい?

噂1:自己資金ゼロだと絶対無理?理不尽な理由で審査に落ちる

「自己資金が少ないだけで門前払いされた」

「完璧な計画書でも理由なく落とされた」

公庫の公式サイトでは「自己資金要件はありません」。
自己資金がゼロで審査通過は難しい可能性が高いですが、絶対無理ではありません。

ネット上では、「自己資金が少ないだけで門前払いされた」「完璧な計画書を出したのに理由もなく落とされた」といった声が見られます。
しかし、この噂は誤解であるケースがほとんどです。

まず、日本政策金融公庫の創業融資は、自己資金要件はありません。
つまり、自己資金が少ないから申請できないということはありません。
もちろん、自己資金がまったくのゼロでは審査が厳しくなる可能性はありますが、それだけで否決されることはありません。

審査で見られる5大ポイント

出典:日本政策金融公庫「新規開業・スタートアップ支援資金

上記の図の通り審査は総合的な判断であり、「理不尽に落ちる」のではなく、事業計画の具体性や、創業者自身の経験・能力などを総合的に評価し判断されます。
この後に紹介する「対策:審査通過率を劇的に上げる3つの準備」を行った上で申請することをおすすめします。

下記の記事で自己資金なしで融資を受けられるのか?詳しく解説しています。ご興味がございましたらご一読ください。

自己資金なしでも起業できる?創業融資を受ける方法と注意点を解説 💡この記事で分かること 🔷自己資金なしでも融資は可能だが、事業計画の綿密さと自己資金の工夫が求めら...

対策:審査通過率を劇的に上げる3つの準備

ここでは、実際に審査通過率を大きく高めるために重要な3つの準備を解説します。

審査通過率を劇的に上げる3つの準備

1. 見せ金はNG!コツコツ貯めた自己資金の証明方法

融資審査を受ける際は、給与から毎月一定額を貯めてきた経緯がわかるように、最低でも過去6ヶ月分の通帳コピーを準備しましょう。
日本政策金融公庫の審査では「自己資金の金額」だけでなく、その資金をどのように準備してきたかという「過程」が重視されます。
コツコツと計画的に貯蓄を続けてきた人は、「やる気」や「計画性」がある人物として評価されやすく、事業への本気度を伝える大きなアピールポイントになります。
また、ボーナスなど一時的な大きな入金がある場合は、その理由を明確に説明できるようにしておきましょう。
不自然な入金は見せ金を疑われるため、要注意です。

見せ金とは?

一時的に他人や金融機関からお金を借りて自己資金に見せかける行為を指します。

家族からの贈与による資金も自己資金として認められますが、贈与契約書や家族の同意書など、客観的に証明できる書類の提出が求められる場合があるため、事前に用意しておきましょう。

2. 「誰が読んでもわかる」事業計画書の作成術

創業計画書(事業計画書)は、審査担当者に「この事業は実現可能だ」と納得してもらうための重要な書類です。
そのため、専門的すぎる内容や抽象的な表現は避け、誰が読んでもわかる文章を心がけましょう。
特に大切なのが、売上予測や経費の計算にしっかりとした根拠を示すことです。
「客単価 × 想定来客数 × 営業日数」など、具体的な数式や実地調査のデータを用いて、現実的な計画を立てることが必要です。

「誰が読んでもわかる」事業計画書の作成方法

🔷専門的すぎる内容や抽象的な表現は避け、具体的な表現を使う
🔷客単価 × 想定来店数 × 回転数などで根拠ある売上予測を示す
🔷固定費や変動費を明確にする

3. 信用情報をクリーンに保つ

融資を申し込む際には、申込者自身の返済能力が重要な審査ポイントとなります。
特に重視されるのが、「これまで支払いをきちんと行ってきたかどうか」を示す 「信用情報」 です。

信用情報とは?

クレジットカードの利用履歴や各種ローン、分割払い(割賦販売)などの契約内容や支払い状況などが記録された客観的な取引履歴のこと

たとえば、過去にカードの支払いやローンの返済、税金の納付を延滞したことがある場合、「信用情報に傷がある」と判断され、融資審査に不利に働くことがあります。

しかし、信用情報に傷があるからといって、必ずしも融資が受けられないわけではありません。
信用情報の記録は、支払いや返済を完了してから一定期間が経過すれば削除される仕組みになっています。
そのため、過去に延滞などの履歴がある場合は、記録がクリアになるまで待ってから申請しましょう。

【金利・返済編】低金利の裏に“やばい”罠がある?

噂2:返済できなくなると地獄?差し押さえが厳しい

「返済が1日でも遅れると鬼電」

「すぐに資産を差し押さえられる」

公庫は営利目的の民間金融機関ではないため、いきなり高圧的な取り立てや差し押さえを行うことは稀です。
まずは状況のヒアリングと返済計画の見直し(リスケジュール)の相談に乗ってくれます。

ただし、連絡を無視したり、不誠実な対応を続けたりした場合は、法的な手続きに進む可能性があります。これは民間でも同じです。

 「最もやってはいけないのは『連絡無視』です。
苦しい時こそ正直に相談することが、傷を浅くする唯一の方法です。」

対策:返済困難に陥らないため&陥った時の正しい行動

創業後、売上が思うように伸びず返済が厳しくなるケースは少なくありません。
ここでは、返済困難に陥らないための予防策と、万が一困難になった場合の正しい対応方法を解説します。

🔷返済困難に陥らないために大切なこと

ポイントは、無理のない返済計画を立てることです。
特に創業初期は想定より売上が伸びないことも考慮し、「最低でもこのくらいは売れる」という下限ライン(損益分岐点)」を基にシミュレーションしてみましょう。
楽観的な売上予測だけで返済額を決めてしまうと、後で資金繰りに行き詰まる原因になります。

🔷返済が難しくなったときの対応方法

もし返済が難しくなった場合は、すぐに日本政策金融公庫の担当者に相談し、延滞してしまう前にリスケジュールしましょう。

リスケジュールとは?

借入金の返済条件を見直してもらうことです。
具体的には、毎月の返済額を減らしたり、一時的に元金の返済をストップしてもらうことで、経営を立て直す時間を確保することができます。

📅リスケジュールのステップ

  1. 日本政策金融公庫の担当者に相談予約を取る
  2. 経営改善計画(新たな事業計画書)を持参する
  3. 返済条件の変更(リスケジュール)の相談を行う

📌延滞してしまう前にリスケジュールすること!

延滞とは、リスケジュール手続きを行わずに、返済期日を守らないことを指します。
延滞してしまうと、その後にリスケジュールを相談しても、対応してもらうのが難しくなる可能性があります。
日本政策金融公庫は、リスケジュールには応じにくいと言われることもありますが、担当者としても貸付先の倒産は避けたいと考えているため、状況を説明すれば対応してもらえるケースが多いです。
従来のスケジュール通りに返済が難しいことが判明した時点で、リスケジュールの相談を行いましょう。

⚠️注意点

🔷経営改善の見込みがない場合は、返済猶予を受けられない可能性あります
🔷経営改善計画の期間は 原則5年以内が目安です
🔷リスケジュール期間中は、日本政策金融公庫で新たな融資を受けることはできません
🔷リスケジュール計画は毎年1回の更新が必要です

返済が厳しいと感じたら、日本政策金融公庫の担当者にすぐ相談することが最も大切です。
早期の行動が、事業継続に繋がります。

【担当者・手続き他】融資担当や手続きが“やばい”って本当?

噂3:担当者の態度が高圧的で上から目線

「担当者の態度が高圧的だった」

「担当者が上から目線で感じが悪かった」

担当者も人間なので、相性や個人差は存在します。
しかし、公庫全体として高圧的な指導をしている事実はありません。むしろ、事業者を支援する姿勢が基本です。

担当者も一人の人間であるため、相性や対応の仕方に個人差があることは否定できません。
しかし、「高圧的だ」と感じる多くの場合は、事業計画の不備や準備不足を指摘されていることが背景にあります。
そのため、どのような担当者にも納得してもらえるような創業計画書を作り込むことが大切です。
また、面談でのやり取りがスムーズに進むように、想定される質問に対してあらかじめ答えを整理し、準備しておきましょう。

対策:担当者と良好な関係を築き、味方につけるコツ

日本政策金融公庫の担当者は、単なる“審査官”ではなく、創業者の挑戦を支援する伴走者のような存在です。
良好な関係を築くことで、心強いパートナーとなってくれます。
そのため、「教えてもらう」という謙虚な姿勢と、事業に対する熱意や計画性をしっかり伝えることを心掛けましょう。

面談の際には、次のような点に注意しましょう。

🔷服装は清潔感のある身だしなみ
🔷丁寧な言葉遣いを意識しましょう
🔷わからないことは無理に答えなくてよい
🔷ビジネスパートナーとして対応する

詳しく説明していきます。

🔷服装は清潔感のある身だしなみ

服装はスーツである必要はなく、決まりはありません。
清潔感のある身だしなみを心掛けましょう。

🔷丁寧な言葉遣いを意識しましょう

丁寧な言葉づかいで、分かりやすい説明を心掛けましょう

NG例:「まあ、なんとなく…」
OK例:「〇〇という理由で、こう考えています」

🔷わからないことは無理に答えなくてよい

即答できない質問が出た場合は、「確認の上、改めてご連絡いたします」と答え、後日電話やメールで回答する形でも問題ありません。

🔷ビジネスパートナーとして対応する

担当者は、創業者の計画が成功するようにサポートしてくれる存在です。
堅苦しくなりすぎず、一緒に良い事業をつくっていくという姿勢で説明しましょう。

最後に面接時に必要な書類を紹介します。

📄面接時の必要書類

項目種類・特記事項

いずれか1点
🔷
源泉徴収票
🔷確定申告書(過去2年分)

店舗・自宅の賃貸借契約書🔷物件を契約済:賃貸借契約書
🔷物件の契約前:「賃貸借予約契約書」
通帳の写し(過去6ヶ月分)🔷通帳が複数ある場合は、全て印刷しましょう
🔷申請日より過去6カ月分の記載箇所まで必要です
実印
印鑑証明
水道光熱費の支払履歴が判明する資料(過去3ヶ月分)🔷滞りなく支払いを行っていることが大前提です
🔷もし滞納がある場合は、支払い完了まで申請は控えましょう

噂4:必要書類が多すぎて手続きが煩雑すぎる

「必要書類が多すぎて手続きが煩雑すぎる」

「必要書類がよく分からない」

必要書類があり、伴って手続きが存在するのは事実です。
日本政策金融公庫の融資資金は公的資金であることから、厳格な書類審査が求められます。
特に初めての方には負担に感じることが多いです。

日本政策金融公庫は、申請に必要な書類が多くあります。
業種や申請内容により必要な書類が異なるため、分かりづらい、手続きが煩雑すぎると感じる人が多いです。
必要書類をわかりやすく整理したチェックリストをご用意しました。
各書類の入手方法や、どのような場合に必要になるかも記載していますので、準備の際にぜひお役立てください。

📄申請時の必要書類

条件書類名入手場所ワンポイント
アドバイス
☑️必須書類創業計画書日本政策金融公庫最重要書類です。
しっかり作成しましょう。
本人確認書類(顔写真付き)
🔹運転免許証
🔹マイナンバーカード
🔹パスポート
スキャンでもスマホ撮影でも可。
裏面に記載がある場合は両面とも提出が必要です。
☑️郵送で申請する
※現在はインターネット申込が主流です。
借入申込書 日本政策金融公庫記入例を参考に作成しましょう。
☑️法人登記簿謄本(履歴事項全部証明書)🔹法務局の窓口
🔹登記ねっと 供託ねっと(ネット申請)
法務局の窓口は即日発効ですが、ネット申請は手元に届くまで時間がかかります。
☑️許認可等が必要な業種許認可証・資格または免許を証明するもの書類によって異なる必要な書類は業種により異なります。
🔹飲食店:食品衛生法に基づく🔹営業許可
🔹美容業:美容師免許・営業許可
🔹宅建業:宅地建物取引業免許
🔹古物商:古物商免許
🔹人材派遣・人材紹介業:派遣事業の許可や紹介事業の届出
☑️設備費用を申請する設備に関する見積書実在する業者名入りの正式な見積書を用意しましょう。
創業前に購入したものの注文書・領収書などネット購入品は掲載されている商品ページと注文履歴を添付します。
☑️不動産を担保にする不動産の登記簿謄本(履歴事項全部証明書)🔹法務局の窓口
🔹登記ねっと 供託ねっと(ネット申請)
法務局の窓口は即日発効ですが、ネット申請は手元に届くまで時間がかかります。
☑️生活衛生事業申込者どちらか1点
🔹都道府県知事の「推せん書」
各都道府県の保健所都道府県知事の「推せん書」は、設備資金申込金額500万円以下の場合は不要です。
🔹生活衛生同業組合の「振興事業に係る資金証明書」各業種の全国生活衛生同業組合中央会
☑️電子契約サービス利用希望者以下の2点
🔹電子契約サービス(国民生活事業)利用申込書
🔹送金先口座の預金通帳の写し
日本政策金融公庫記入例を参考に作成しましょう。

下記の記事で日本政策金融公庫の必要書類一覧と準備のポイントを解説しています。よろしければご一読ください。

新規開業資金の必要書類一覧|準備のポイントと注意点も解説【認定支援機関監修!】 💡この記事で分かること 🔷申請に絶対に必要な書類 ▫️創業計画書 &#...

対策:専門家(税理士等)に頼るのも有効な選択肢

創業融資の申請は、事業計画書の作成や各種書類の準備など、多くの手間と時間がかかる作業です。
「書類の準備に時間を取られるより、その時間を本業に使いたい」「自分だけでは難しいので手伝ってほしい」と感じる方は、専門家に依頼することをおすすめします。

👍メリット

🔸時間の短縮
創業計画書の作成サポートや申請手続き(電子申請や書類送付)の代行を依頼できるため、融資申請にかかる手間や時間を大幅に削減できます。
忙しくて準備に時間が取れない方にとっては一番のメリットです。

🔸申請書類の精度向上
融資審査で重視されるポイントを熟知している
専門家が書類を作成することで、創業計画書や必要書類の完成度が格段に高まります。
その結果、審査通過の可能性が高まるだけでなく、希望する融資金額を得られる可能性が高まります。

🔸不安点や疑問点を事前に相談できる
初めての融資申請では不安や疑問がつきものです。
申請前や面談前に相談することで、安心して準備を進めることができます。

⚠️デメリット

🔹費用がかかる
税理士や専門家への依頼には数万円~数十万円の費用がかかる場合があります。
報酬体系は依頼先によって異なります。
着手金が必要なケース、成功報酬型(融資が通った場合のみ報酬が発生)など、さまざまな形式があります。
ただし、無料相談を実施している事務所も多いため、まずは相談してみることをおすすめします。

🔹担当者と相性が合わない場合もなる
専門家も一人の人間ですので、相性の良し悪しがあります。
創業融資のサポートでは打ち合わせややり取りが何度も必要になるため、信頼できて、安心して相談できる相手を選ぶことが大切です。

噂5:融資後の介入がしつこい / 赤字になるとやばい / 落ちた理由を教えてくれない etc.

融資後に「経営への介入がしつこい」「赤字になると一括返済を求められる」「審査に落ちた理由を教えてくれない」といった噂を耳にしたことがあるかもしれません。
ここでは、こうした細かい不安や疑問について解説していきます。

融資後、定期的に経営状況の報告が必要?

いいえ、公庫は民間の金融機関とは異なり、融資された金額(借入金)を期日通り返済している限り、定期的な経営状況の報告は求められません。
この点は民間金融機関よりも緩いと言えます。

一度でも赤字決算になると、すぐに一括返済を求められる?

いいえ、赤字の理由と今後の改善策を合理的に説明できれば問題ありません。

審査に落ちた場合、理由を教えてもらえますか?

公式には不採用の理由は開示されません。
ただし、面談時のやりとりや提出書類を振り返ることで、自分でもある程度の原因を推測することは可能です。
また、専門家に相談すれば、より高い精度で原因を分析してもらえ、改善して再挑戦することができるのでおすすめです。

デメリットだけじゃない!日本政策金融公庫を利用する5つの大きなメリット

ここまでで、日本政策金融公庫に関するリスクや注意点について紹介しましたが、それ以上に大きなメリットがあります。
実際、日本政策金融公庫を利用することで得られるメリットは多く、特に創業時の資金調達手段としてはコスパが良くおすすめの制度です。

日本政策金融公庫を利用する際の「メリット」と「デメリット(主にネット上の噂)」を整まとめました。

メリットデメリット(既出の噂)
1. 圧倒的な低金利1. 書類準備が煩雑
2. 無担保・無保証人で借りられる2. 審査に一定の時間がかかる(1カ月程度)
3. 創業前・創業直後でも利用可能3. 担当者との相性が合わない可能性
4. 民間金融機関からの信用が高まる
5. 長期での返済計画が可能

創業時にこれだけの好条件で融資を受けられる制度は少ないです。
条件が合う場合は、申請を前向きに検討してみることをおすすめします。

【最終判断】あなたは日本政策金融公庫に申し込むべきか?

ここまで日本政策金融公庫の特徴やメリット・デメリットについて詳しく解説してきましたが、最終的に「自分は申し込むべきかどうか」を判断するには、自分の状況と照らし合わせて検討することが大切です。
下記のチェックリストを活用して、日本政策金融公庫の融資が自分に合っているのか、あるいは他の融資制度を検討した方がよいのかを確認してみましょう。

「公庫の利用をおすすめする人・しない人」のチェックリスト

日本政策金融 おすすめする人 しない人 チェックリスト

👍おすすめする人

🔸創業したばかり
創業したばかりの人にとって、日本政策金融公庫はおすすめです。
日本政策金融公庫は、政府が100%出資して設立された機関で、国民生活の向上や中小企業の支援を目的としています。
そのため、民間の金融機関とは異なり、創業時の融資に積極的に取り組み、創業者に対して手厚いサポートを提供しています。
一方、民間の金融機関では、創業間もないタイミングでの融資は審査が厳しく、ハードルが高くなりがちです。
そのため、創業したばかりや創業前の資金調達には、日本政策金融公庫の活用が現実的と言えるでしょう。

🔸事業実績がない
事業実績がない方でも、日本政策金融公庫なら融資を受けられる可能性があります。
日本政策金融公庫は前述した通り、政府が100%出資して設立された機関で、創業前の融資も対応しています。
そのため、事業実績がなくても、しっかりとした創業計画書を作成すれば、経験や事業内容で評価してもらえます。
一方で、民間の金融機関は実績を重視する場合が多く、開業直後やこれから創業する人に対しては、審査のハードルが高い傾向があります。

🔸担保がない
日本政策金融公庫の創業融資は、原則として無担保・無保証人で利用できます。
ただし、担保を設けることで金利の優遇を受けることも可能です。
公庫の基準金利は民間金融機関に比べて低めですが、さらに金利を抑えたい場合は担保の利用を検討するとよいでしょう。
一方で、民間金融機関では担保や第三者の保証人が必要な場合が少なくなく、担保がない場合は審査のハードルが上がる可能性があります。

担保を設定した場合の金利については、後ほど掲載する参考ボックス「日本政策金融公庫の新規開業資金の金利はどれくらい?利息総額の計算方法も解説」で詳しくご紹介しています。ぜひ併せてご覧ください。

🔸低金利で借りたい
低金利で借りたいと考えている場合は、日本政策金融公庫はおすすめです。
日本政策金融公庫は前述した通り、政府が100%出資して設立された機関のため、一般的に民間金融機関よりも低金利で融資を受けることができます。

下記の記事で日本政策金融公庫の創業融資の金利を詳しく解説しています。ご興味がございましたらご一読ください。

日本政策金融公庫の新規開業資金の金利はどれくらい?利息総額の計算方法も解説 💡この記事で分かること 🔷日本政策金融公庫の新規開業資金の金利は年1.0%~4.0%台 ...

🔸じっくり事業計画を練る時間がある
じっくりと事業計画を練る時間が確保できる方には、日本政策金融公庫の融資制度が非常に適しています。
公庫では、提出する事業計画書の内容が審査において大きなウエイトを占めるため、計画を丁寧に作り込むことで信頼性や実現性を高め、審査を有利に進めることが可能です。
時間をかけて準備できる人ほど、公庫融資のメリットを最大限に活用できるでしょう。

💡まずは下記の無料診断フォームで、あなたが創業融資を受けられるか確認してみましょう。

無料診断フォーム

🚫他の手段を検討すべき人

🔹とにかく急いで資金が必要
日本政策金融公庫の審査には通常1カ月程度かかるため、即日や数日以内に資金が必要な場合には適していません。
お急ぎの場合は、他の資金調達方法を検討することをおすすめします。

下記の記事で融資実行までのスピードが早いビジネスローンとカードローン会社を紹介しています。ご興味がございましたらご一読ください。

【個人事業主向け】「新規開業資金」と業種別の開業資金を解説 この記事で分かること 🔷業種別 開業に必要な資金目安 ▫️飲食業 ➡&#...

🔹書類準備がどうしても苦手で頼れる専門家もいない
創業融資の申請には、事業計画書や見積書など多くの書類を準備する必要があります。書類に不備があったり不足していたりすると、審査結果が出るまでに時間がかかることもあります。
また、審査を通過するためには完成度の高い創業計画書の作成が欠かせません。
書類準備が苦手な場合は、専門家(税理士、公認会計士、認定支援機関等)のサポートを受けることを検討しましょう。
もしサポートを受けるのが難しい場合は、必要書類が少ない他の資金調達方法を検討しましょう。

下記の記事で事業資金が借りやすい金融機関をランキング形式で解説しています。必要書類が少ないビジネスローン業者も5社紹介していますので、よろしければご一読ください。

事業資金が借りやすい金融機関をランキング形式で解説&ビジネスローンも紹介 💡この記事で分かること 🔷事業資金が借りやすい金融機関 1位 ノンバンク 2位 信用金...

🔹事業計画を立てるのが面倒
日本政策金融公庫では、事業の見通しや根拠を丁寧に説明する「創業計画書」の提出が求められます。
そのため、事業計画を立てるのが面倒に感じる人は、専門家(税理士、公認会計士、認定支援機関等)のサポートを活用し、創業計画書の作成を代行してもらうことをおすすめします。
なお、専門家のサポートを受けるのが難しい場合は、審査の負担が少ないビジネスローンなど、別の資金調達方法を検討するのも一つの選択肢です。

ビジネスローンの紹介は前の参考ボックスで紹介している下記の記事で詳しく解説しています。よろしければご一読ください。

事業資金が借りやすい金融機関をランキング形式で解説&ビジネスローンも紹介

まとめ:正しい知識で準備すれば、公庫は最強の味方になる

本記事で紹介したように、「公庫はやばい」と言われる理由の多くは、知識や準備が不足していることによる誤解です。
融資の仕組みや審査のポイントを正しく理解し、誠実な創業計画と入念な準備を行えば、日本政策金融公庫はコスパが良くおすすめの制度がそろっています。

記事の内容は下記の通り。

🔷自己資金の要件はない!計画性と現実性のある創業計画があれば融資は可能
🔷書類の多さや煩雑さはあるが、専門家のサポートで大幅に軽減できる
🔷圧倒的な低金利、無担保・無保証人制度、長期返済などのメリットが大きい
🔷ただし、急ぎで資金が必要な場合や計画作成が困難な人には不向きな側面もある

あなたの挑戦を応援しています。
日本政策金融公庫の申請に向けて最初のステップとして、まずは創業計画書の草案をつくるところから始めてみましょう。

コマサポでも日本政策金融公庫の申請代行サポートを行っております。
何かお困りのことがありましたら、お気軽にお問い合わせください。

コマサポに依頼するメリット

事業計画書の作成をサポート
自分で作成するのが難しい事業計画書も、プロのアドバイスを受けながら、具体的かつ説得力のある内容に仕上げます。

審査の通過率が大幅アップ
融資審査で求められるポイントを押さえた事業計画書を作成し、通過の可能性を高めます。

希望額での融資獲得が期待できる
自己資金や事業計画をもとに、適切な融資額を設定し、希望額での融資実行を目指します。

必要書類の準備をサポート
申請に必要な書類を事前に把握し、スムーズに準備できるようサポートします。

面接対策も万全
融資面談で聞かれやすい質問や、その適切な回答を事前に準備し、スムーズな対応ができるようサポートします。

創業融資を成功させるために、プロの力を借りて万全の準備を進めましょう!

「コマサポの創業サポートナビ」を運営する駒田会計事務所は、これから創業される方・創業5年以内の皆様に対して、創業時における資金調達のサポートを行っております。日本政策金融公庫の創業融資の支援を始め、多くの創業融資のサポート実績があります。

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通常、公庫の創業融資が通る確率は1~2割とも言われていますが、駒田会計事務所では、通過率90%以上の実績でフルサポートいたします。

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創業者の皆様は「必ずこの事業を成功させたい!」という熱い思いで、弊社に相談に来られます。このお気持ちに応えるため、私どもは、事業計画を初めて作成されるお客様でも、丁寧に一つ一つ確認しながら、一緒に事業計画書の作成や創業融資の申請をサポートいたします。

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まずは創業・起業のこと、融資に関することなどお気軽にご相談ください。お客様にとって最適なアドバイスをさせていただきます

駒田会計事務所【コマサポ】 代表 駒田裕次郎 税理士・公認会計士

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